2002年10月22日(Tue) 風呂で悩む出張第1日 [長年日記]
● 出張に行くのでバス
乗り換えた後のバスがむっちゃくっちゃ混んでました。地下鉄の時刻が乱れてるみたいだ。駅でおいてきぼりになってる人もちらほら。
● 「銀河系の中心にはブラックホール」を確認 独など研究
そういうわけでケプラー運動から銀河中心のモノの質量を決める。20年も前からこんな観測を思いつくというのはすごいことなのです。きっと。
● ミュンヘン−ヒースロー
思いのほか順調に飛行機に到着。安全について説明を聞きながら、 備えつけのカードをながめていたら、 おとなびた赤ちゃんをかかえて安全姿勢を取るお母さんを発見。*1 立派な大人になるんだよ。
ヒースロー空港でなが〜い廊下を歩いて荷物のチェックを受ける。 あいかわらずいいかげんだけれど、この前よりは待ち時間が少なかった。 入国審査のあと国内線ロビーで待つ。 イギリスの英語はあいかわらず聞けないのでありました。
*1 "Safety onboard Boeing 737-400" (C) 1999 by British Airways Cabine Services
● ヒースロー−ニューキャッスル
さっきの便で塩からいサンドイッチを食べて喉がかわいたので、 勇気をだしてジンジャー・エールのおかわりをお願いした。 エアバスA319(だったかな?)の安全のしおりにも、 B737と同じ母子が乗っていた。 機内誌には日本の携帯電話がいかにススんでいるかという話。 自動販売機でコーラを買うとか、毎朝奥さんに写真付きのメールを送るとか、 本当にみんながやってることなんだろうか?
空港から目的地までは地下鉄と電車をのりついで。 地下鉄の駅のホームにある黄色い台はベンチなんだろうか? 回転するのはなぜ? 「ドアがしまります。ご注意ください。」のアナウンスがちーっとも聞きとれない。 電車ののりごこちもなかなか。
● ダーラムに到着
暗くなった街中を宿まで歩く。道を知らないのにちょっと不用心だ。 高台の城と教会がライトアップされていて、エジンバラに似た、 なかなかいい雰囲気です。うろうろして、人に聞きながら宿に到着。 イギリスのおばさんは親切でした。
B&Bの内装。ちょっとコテコテである。 同僚の部屋は花柄でなかなか乙女チックなのでありました。
● さて、日本人としてはバスタブがあるのを喜ぶべきなのであるが
このB&Bのバスには絨毯が敷いてあり、 バスタブには熱いお湯と水が別々に出てくる。シャワーは無い。 イギリス人ならバスタブにお湯をはって石鹸を泡だてて入るんだろうけど、 それはちょっと遠慮したい。 (1)垢の浮いているお湯につかってそのまま拭くだけで出るのはちょっといや。 (2)お湯をとりかえるのには時間もかかるし、貧乏症の身としてはもったいない。 そういうわけで、
- まず10cmくらいの深さまでお湯をはって座り、 頭を低くして髪の毛をぬらしてシャンプーで洗う。体や顔も同時に洗って髭も剃る。
- そのお湯で体をすすぐ。バスタブの底に寝っころがって、 あお向けになったりうつぶせになったり横になったりして、 石鹸を洗いながすのです。
- お湯を換えて、また10cmくらいだけお湯をはって、さらにすすぐ。
という工程をとりました。少ない油で揚げものをしてる気分でした。 こういう風呂場の家に住んでる人はどうしてるんだろうな? やっぱりお湯をふんだんに使っちゃうんだろうか?
最近のツッコまれどころ