2009年04月15日(Wed) ずんこの学校まで歩いて行って雨に降られる [長年日記]
● 最後の試みに、新しいマシンにPalm Desktop 6.2を入れてみた。Administratorでないとインストールできないが、インストールするとそのまま個人用の設定になだれこむので、常用ユーザーを一時的にAdministratorにしてC:\Local以下にインストール…でもやっぱりHotsyncはできまでんでしたよ。さらばPalm T_T
● [memo] Windowsマシンのデータを引っ越す
ハードディスクが熱暴走してしまうので山頂で使えないという大きな欠点を持つWindowsマシン。タイプしやすさは秀逸だったのだけれど、職場で使うソフトがAdministratorでないと動かない(Citrixメ)など不具合もあり、引越し先のマシンの環境も整ってきたので、ついに引っ越すことにした。
というわけでMy Documentsのコピー。
引っ越し元のマシンでAdministratorから常用ユーザーのMy Documentsを右クリック、SharingタブでShare this folderしてApplyしたら、もう引っ越し先のマシンから「\\引越し元ホスト名\My Documents」で欲しいデータが見えてしまった。
昔はパスワードを設定できてなかったっけ?
一度のことで調べている時間ももったいないので、接続ユーザー数を1に設定してコピーを始めた。
一部のアプリケーションは引っ越し元のマシンからUninstallしてから引っ越し先のマシンにInstallする必要があるので、しばらくの間は引っ越し元のマシンも起動できるようにしておく必要がある。
● [memo] Thunderbirdのプロファイルをコピーする
Windowsの引っ越し後に、他のアプリケーションの設定はまた育てていけばいいのだけれど、Thunderbirdのベイジアンフィルタだけは受け継ぎたいように思う。
Thunderbird Help: プロファイルの管理 (mozilla-japan.org) を見ると、直接ディレクトリをコピーするしかないみたいで驚いた。
引っ越し先ではまだThunderbirdを起動していなかったので、%AppData%\Thunderbird\をそのままUSBメモリに入れてコピーしてからThunderbirdを起動したら期待通りに動いた。
● WindowsのSSH端末としてPoderosaを試してみる
vm_cnverterさんに教えていただいたアプリケーション。ありがとうございました。
職場ではたまに日本語を読まない人がPCを使う可能性があるので、なるべく英語のユーザーインターフェースのものを使いたい。このアプリケーションはどうだろうなあと思っていたら、URLにjaが入っているのを見つけた。ふむ。http://en.poderosa.org/から辿って、poderosa410_en.exeをいただきました。Administratorになってこのファイルを実行してインストール、スタートメニューから起動すると、「起動せんし」。これはあれだな、.NETが必要なんだな。Microsoftのサイトからダウンロードしてインストール。常用ユーザーで無事にPoderosaを起動できました。
さて、メール読みホストにsshで行ってみようかな。ディスプレイのアイコンをクリックすると現われるダイアログでは、端末のエンコーディングなども選べます。良いねえ〜。と思ったのもつかのま、「Access to the path 'C:\Program Files\Poderosa\known_hosts' is denied.」が作れません、とのダイアログ。そらそうだ。制限付きユーザーだからね。がっかり。
しかし二度目に起動したら無事にssh先にログインできました。さっきのは何だたんだろう?
メール読みホストからのmuttの表示は、だいたいうまくいっている。文字色の反転は接続するダイアログでTerminal Typeをvt100にした時だけ期待通りになる。
他に不満なのは、ツールバーやステータスバーがけっこう大きな面積を占めちゃっていること。Detailed preference editorより、org.poderosa.core.window.showsToolbarをFalseにしてみた。ステータスバーを消す方法は見つけられなかった。フォントはMS Gothicにした。しかし起動するたびにknown_hostsにホスト鍵が無いと言われて、known_hostsが作れないと言われるのは残念。バージョンアップに期待しよう。
● Windowsのsshクライアントとしてttssh2 (sourceforge.jp) を試す
最新のリリースが2009年3月22日ということで、比較的安心して使えるかもしれない。
teraterm-4.62.exeをダウンロードして実行。インストーラでいろいろなコンポーネントが選べるのだがよくわらない。『Windows用定番SSHクライアント「Tera Term」の使い方 』 (sourceforge.jp) を眺めながら選んでみよう。これまで使っていない感じなのでStamdard installationから減らしたのは、CygTerm+、LogMeTT & TTLEdit、TTProxy。
そして制限付きユーザーで起動。おお。昔使ってたのとあんまり変わってないのだけれど、なんだかscpができるようになってるみたいだったり細かいところが改善されているかもしれない。
PuTTYもそうだけれど、貧乏性としては枠の面積が最小限にしてあるのが安心するよね。メニューバーやタイトルバーも消すことができる。タイトルバーを消したらさすがに不安になったけれど。
● ttssh2は鍵も生成できるんだ。open-sshと同じファイル形式みたい。すばらしい。
● 勢いにつられてSkypeもインストールした。Firefoxのextensionを探して削除しなくちゃなあ、と思っていたら、Firefox側でdisableできるようになっていた。IEは普段は使わないから放っておいていいや。
● [DocoMomo] docomomo-0.15.16をリリースしました
DocoMomoは、512MB程度以上のあるix86マシンで512MB程度以上のUSBメモリからGNU/Linuxを起動できるようにするツールです。DocoMomoを作成する環境と同様の、使い慣れた環境をUSBメモリ上に構築できます。
Momonga Linux 4の上で、USBメモリへのDocoMomoのインストールおよびLinux上で動くインストーラの作成が可能です。最新版のtar ballをダウンロードしてください。
リリース0.15.16では、/etcの変更点の記録にdiffとpatchを使うように しました。lspciを利用して、マシンごとに/etcの変更点を記録できます。
SourceForge.jpからもどうぞ。
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