おまぬけ活動日誌

最近のツッコまれどころ

この日誌から Google してもらう


2008年04月24日(Thu) Vogがすげい [長年日記]

Ubuntu 8.04がリリースされたようです。ubuntu.comが遅いおそい。Get Ubuntuからミラーサーバーを選択してみる。日本へはまだミラーが伝搬していないようで、次に近いのはアメリカかな。

swap領域を利用してLinuxをインストールする

Thinkpad 240をひっぱり出してきてまた使えないか考えている。 このマシンはフロッピードライブを無くしてしまい、USBのデバイス (フラッシュメモリとかCD-ROM)からはブートできない。カーネルが起動すれば、 USB接続のCD-ROMドライブが使える。ネットワークにもつながる。 前回はたぶんハードディスクをとりだして、Momonga 3を入れた。 今回はサーバにしたいので長期のサポートがあるUbuntu 8.04 serverを入れてみる。

インストールの方針。/と/homeは分けておきたいが、現在とは別の分けかたにする。

swap領域をext2にして、そこからインストーラを起動できないか 試してみる。Momonga 3を起動して、

swapが有効になっているかどうかは、cat /proc/meminfo | grep Swap でわかる。マウントされてるパーティションもあるけれど、 どきどきしながらfdiskでswapパーティションのIdを変更して、 /etc/fstabでswapを無効にして、リブート。ファイルシステムをつくり、 インンストーラの起動に必要そうなファイルをコピーする。

これでCD-ROMのルート以下の、/install/vmlinuz、/install/initrd.gz /cdrom/preseed/ubuntu-server.seedが必要そうだとわかる。 あ、ubuntu-server.seedはカーネルが起動してからCD-ROMに取りに行くんだね。

手でタイプしてもいいが、grubのメニューにインストーラを起動する項目を 追加しておく。下記のような感じ。

これでリブート。上記で追加したメニューを選んで起動する。 おぉ!ちゃんとCD-ROMがsdaで認識されて フレームバッファの起動には失敗したみたいだけれど、ちゃんとfall backした みたいで、cursesの言語の選択画面になりました。

キーボード配列の自動認識しまーす、と言われました。 それはすごいな、と思ったけれど画面に表示された指示の通りにキーを 押してくだけだった。タイムゾーンの選択肢が、最初に選択した言語で 限られちゃうのは残念な感じ。ほとんどの人にはその方がいいのかな。

パーティションを切る時にはswapを作っちゃなないように注意する。 Celeron 300MHzだとすべてがのっそりと進むね。 インストーラのあったext2のパーティションは今となっては消しても いいのだけれど、しばらく残しておく。デフォルトではマウントされないようになっている。 これでMomonga 3が消えたわけだ。おつかれさまでした。

あとは普段通りインストールが進んでいってくれてるみたい。

Ubuntu 8.04でキー配列を変更する

今回は変な配列なので自分で編集したい。

/etc/console-setup/boottime.kmap.gzを/usr/share/keymapsにコピーし、gunzipしてから適当に名前を変えて編集し、「keycode 15」と「keycode 29」とを入れかえて圧縮した。それを/etc/console-setup/boottime.kmap.gzに上書きし、sudo loadkeys /etc/console-setup/boottime.kmap.gzした。これでThinpad 240のAの横にあるTabキーをCtrlキーとして使えるようになった。

Ubuntu 8.04でswapを有効にする

swap領域をインストーラのために使ってインストールしたUbuntuがちゃんと起動してくれたので、インストーラを消してswap領域として使う。sudo fdisk /dev/sdaして、Idをswapにした。どきどきしながらリブートしてから、sudo mkswap /dev/sda1、sudo swapon /dev/sda1。/etc/fstabも適宜編集した。「UUID=moge-fuga-muga none swap sw 0 0」みたいな感じ。UUIDは/dev/disk/by-uuid/以下のシンボリックリンクからわかる。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>