おまぬけ活動日誌

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2008年01月06日(Sun) そこそこいい天気 [長年日記]

家族で海の近くの公園へ。ずんか初水遊び(足を浸けただけだが)に大喜び。

バッテリーを馬鹿にしてはいけないはなし

そろそろ髪の毛が伸びてきたのでバリカンに登場願った。なんだかひっかかるなあと思っているうちに電池が空に。そういえば、次に切る前にはちゃんと充電しとかなきゃなあ、と思ってたんだよね。10分ほど充電してみたけれど、すぐに動かなくなる。電流が取り出せなくてモーターの力が弱まると、ちょっと刃がひっかかっただけでモーターが止まっちゃって、よけいに電流を取られちゃうんだね。というわけで夜中に腰をすえて充電しなくちゃいけなくなりました。しょうがないのでほかにも気になっていたことをやっとこう。

MacBook Proのバッテリーに勉強させる

というわけで、isanaさんにまたまた教えていただいたコンピュータのバッテリーを調整して最高の状態にするページ (apple.com) より、バッテリーを一度放電させることにしました。

まずは、sudo pmset -a hibernatemode 3してスリープ状態でも電池を使うようにして、この日誌を書く。

次は、えーと、バリカンが充電できるまで雑用する。何からやろうかな。髪の毛をまき散らしちゃうのであんまり好き勝手にはできない。

であとはアプリケーションを閉じて朝までこのマシンを放置する…んでいいんだよね?Appleの文書ではよくわからなかったのだけれど、フル充電で二時間待っとけ、というのが電池の改良前後の違いだよね?たぶん。

Safariのいいところ発見。テキストボックスの右下の三角形をドラッグすると大きさを変えられる。

…などとことえりから書いていたらキーボードからの入力を受け付けなくなりましたよ。マウスでSafariを終わらせてマウスでログアウトして、しばーらく画面の中央下でインジケータが回るのを眺めて、ログインし直したらなおりました。何だろう?

バッテリー残量がある程度以上の時は充電しないノートPCは作れないのか

そういえば電池について常々思っていることがもう一つあった。

僕はノートPCを普段は机の上で使っている。この使い方の時はマシンはAC電源につながれていて、バッテリーには自然放電される分くらいを断続的に充電しているように見える。どこかでバッテリーの寿命は充電回数で決まるということを読んだ。もしそうなら、自然放電される分を充電するたびに電池の寿命を縮めていることになる。これを防ぐために、普段は、例えば20分使える残量までは放っておいてそれから一気に充電を始めるような仕様にできないのもだろうか?会議や出張の前には設定を変えてフル充電してもらうようにする手間は増えるけれど、先の予定のわかっている仕事に使う分にはそんなに大きな手間ではないように想像できる。

僕でも思いつくんだからきっとどこかのメーカーが実用化してると思うんだけどな。もしかして特許でがんじがらめになっててどこも製品化できなかたりするのかな。今度調べてみよう。いつ。

そろそろ充電できたかな。もう遅いし、これで駄目ならちぐはぐな頭で月曜日を過ごすことにしよう。

バリカンの電池はなんとかかんとかなりました。でも明日も続きをしないといけない感じ。散らかった髪の毛を片付けるのは面倒なんだけどねえ。

Leopardでキーボードが効かなくなるのはSafari(のタブ?)を閉じた時と、Dashboardのスティッキーズに文字を書こうとした時かな。ことえりを使ってるのも関係あるのかもしれない。

ログイン画面でトラックパッドをタップしてクリックとして扱われる時と無視される時があるのも不思議。スリープからの復帰が関係してたりするのかも。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
> オカメタロウ (2008年01月07日(Mon) 14:46)

どうも。最近は仕事でリチウムイオン電池とおともだちです。<br>リチウムイオン電池は満充電電圧付近での充放電が寿命に大きく影響します。逆に中間電圧付近で充放電を繰り返してもほとんど寿命に影響しないようです。<br>なので、100%充電してしまうのではなく、80%程度で充電をストップして電池寿命を延ばすって手法がパナソニックのノートPCとかで使われています。もちろんその分電池による駆動時間は短くなるのですが、使っている人の満足度は相当高いみたいです。<br>これがなぜ業界に普及しないのかはよくわかりません。特許がらみか、そうでなければ、回路が若干複雑になってコスト高になるからかも。電池寿命にうるさいユーザーは全ユーザーからみたら少数派なのかもしれないし。<br>おそらくハイブリッド車に搭載されている電池もそこそこの電圧までで満充電としているはずです。ものすごい頻度で充放電を繰り返しているはずなので。<br>あと、リチウムイオン電池にとっては過放電も大敵です。ぎりぎりまで使い切るのも、その機器の特性にもよりますが、あまり良くないようです。

> zunda (2008年01月07日(Mon) 19:05)

なるほどなるほど。貴重な情報をありがとうございます。<br>これまでは、Palmはぎりぎりまで使って満充電してましたが、どちらかというと適当に使って適当に充電するのがいいんですね。<br>ノートPCの電池はマイコンが載ってると思うので、素人目にはファームウェアをちょっと変えるだけのような気がするんですけどね。だめなのかな。ちなみに家で5年ほど使ってるDynabookは満充電付近でずーっと使ってて、今では5分も駆動できないくらい電池が弱わっちゃいました。このマシンは家で使われてるので、多くのユーザーに近い使われかただと思うんだけどな。サーバに使ってるノートPC(友人からもらったSharpの古〜いもの)は、停電の時に過放電しちゃってからは瞬停でも電池を認識できないくらい電圧が低くなるようになっちゃいました。なのでUPSをつないでいるという、なんだか本末転倒なことになってます。

> オカメタロウ (2008年01月07日(Mon) 19:44)

ノートPCの充電管理は標準規格があるはずなので、そこから逸脱して独自のプロファイルを作るための技術力の問題かもしれませんね。その点、松下は電池屋でもあるので。<br>あと、松下はPC自体の省電力化を徹底しているので、80%でも十分に動作時間を確保できる、というのも大きいのでしょう。<br><br>うちの奥さんむけPCもずうっと満充電のままなので、たぶん電池はとっくにお亡くなりになっているのだろうなあ。でも、世界の大半のPC用電池はこういう生涯を送っているんじゃないかと思う。

> zunda (2008年01月07日(Mon) 22:28)

そうだよねえ、個人的に試してみてうまくいったーてのと、ちゃんと製品にするてのとはわけが違うよね。ちなみに仕事陽のノートPCの大容量の電池(出張中の飛行機の中で使う)はもうちょっと大事にしてあげてます。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>