2002年03月28日(Thu) 朝から快晴だ。
● ドイツのRuby本事情
昨日久しぶりに街に出る用事があったので、一目惚れしちゃったRubyの本があるといいなぁ、ということで、ついでに本屋さんに寄ってきました。/usr/share/doc/ruby-programming-ruby/ 以下もとーっても有用なのですが、まだまだ、紙をパラパラとめくる一覧性にはかなわない。
で、街のちょっと大きめの本屋さんに行ってみたら、ちゃんとあるじゃないですか。"Programing mit Ruby"という、たぶん英語からドイツ語に翻訳された入門書、まつもとさんの書かれたリファレンスの英訳など、4種類ほど並んでいました。今回は、手持ちが無くて、28ユーロのリファレンスも買えなかったのですが、CVSの本(2種類)よりも多いのにはちょっと驚きました。
やっぱり、マイクロソフトもの以外で一番棚を占めてるのは、HTMLとかPHPとか、wwwアプリケーションものなのですが、ドイツでもRubyがポピュラーになりつつあるのだなぁ、と思ったり。
今度街に行くときは、資金を調達してからにしよう。
● 今日のiiimf-skk-0.1.19-2k
昨日IRCで、リターンがスルーしちゃうなぁ、という話があったのですが、
- Kanji<space>の後、<return>と打鍵した時に、「▼漢字」から「漢字」に確定して欲しいのに、確定すると同時に、<return>自身もアプリケーションに送られてしまう
みたいです。とりあえずの回避策は、^Jで確定するようにすればいいのかな?
● tDiaryと夏時間
この週末か、来週の週末から夏時間になりそうな気がするのですが、tDiary夏時間対策はちっとも進んでおらじ。こーたっくさんの時差変換スクリプトを改造して、日記データのタイムスタンプのタイムゾーンを変換して、日記スクリプト自体のタイムゾーンを環境変数に入れればいいんだろうな、とは思うのですが、例えば、タイムスタンプのタイムゾーンを変える時には、時刻は変えない(ローカルタイムの表示は変わる)べきなのか、変えるべきか、とか、tdiary.confにあるオフセットとの関係はどうなるんだろう…とか整理しなくちゃ。
とか思ってる間に夏時間になっちゃって、オフセットを変えるだけで終わっちゃうんだろうな。あーあ。
● 明日のiiimf-skk-0.1.19-4k
確定の時にリターンがスルーという話があったのですが、きたさんはさっそくパッチを作られた様子。今度Xを起動するときに試させていただこう。
僕も日誌ばかり書いてないでコード書かねば…というか、みなさんとは基本的な能力が違いすぎるのかなぁ…。がんばろっと。
● 世の中すべてイモヅルだ
Asumiのインストール準備で rpm-4.xを用意してみようと思ったら、失敗してしまった件ですが、 ちょっと根が深いかも…って、 全パッケージをcvs coしている方にはあんまり関係ないのですが。
Omoikondara先生は、あるパッケージをビルドしようとるときに、 そのために必要なパッケージを作ってインストールしてくれます。 例えば、rpmパッケージを作ろうとすると、
- rubyスクリプトの中で、buildme rpm が呼ばれる
- buildmeの中から、chk_requiresが呼ばれて、 例えば、autoconf automake zlib-devel bzip2 python-devel perl が必要なことがわかる。
- インストールが必要なら、chk_requiresから、 build_and_install (パッケージ, rpmオプション) が呼ばれる。
…と続くわけですが、さてお立合い。 rpm-4.0.4-20kは、perl = 5.6.1 を必要としていて、 手元の環境では、perl-5.600-26k なので、
- build_and_install ('perl', '-Uvh') が呼ばれる。
- build_and_installは、 で、 どのcvsモジュールに必要なパッケージを作るspecファイルが入っていそうか探す。
- 手元では、perlはcheckoutしていないので、このgrepにはひっかからず、 代りに、rpm.specの、 という行がひっかかる。
- build_and_installは、perlを作るには、rpm.specをビルドするべし、と判断し、 pkgをrpmに設定する。
- build_and_installは、buildme ('rpm') を呼ぶ。
- …振り出しに戻る。
というわけで、perlを欲しいために、延々とrpmをビルドしようとしていたのでした。
上記のgrepを、もうちっと厳しいものにしなければいかん気味。 Provides:にどんな書式が許されるのか?週末にべんきょーしてみやう。 そういえば、checkoutしてないパッケージを必要とするときに、 警告を出すようにもしてみたかったり。
2003年03月28日(Fri) ブッシュとブレア
● 並んで演説してるのを見ると、いいとこのぼっちゃんとイナカのヤンキーっていう感じだよね。
● [tDiary] リンク元プラグイン今日のバグ
「.co.jpのgoogle検索(Mozilla 常に最大化 起動)」だけ普通のリンク元に分類されてるのはなんでじゃ?昨日のバグと一緒にあとで見ること。
→解決。検索キーワードに改行がはいっていました。1.1.2.24で改行を無視できるようにしました。
● あとでメールする
質問の更新メールの一行の行数、初回クロール時の差分。
● 偵察衛星の打ち上げ
CNNでH2の打ち上げが放送されていた。2年で4機上げるうちの最初の1機なのだと。イラク戦争のニュースの中でやってたよ。うはは。
むむ。/.-j見たら2機一度に打ち上げって書いてあるし。それにしても年400億円って…。
● [Ruby] CPU、プロセス、メモリの浪費を禁止する
より、
実は現時点ではできません。 サンドボックス実行中のスレッドをひとつのThreadGroupに閉じ込めておいて、
- プライオリティを下げる
- 一定時間が過ぎるとThreadGroupごと終了させる
などの手は打てますが。メモリ関係は今後の課題ですね。
残念。Ruby30個事件以来、
このホストで負荷が大きいときに実行を制限できるようにしたいな、
と思ってたのだけどRuby自体では無理そうですね。
FreeBSDのプロセステーブルを参照するとか、
そういう方面で考えなくちゃいけないのかな。
/proc
にはあまり情報ないし、
uptimeを取るのにshellを起動するのもなあ…。
2004年03月28日(Sun) メモだけですみません日誌
● やっぱり常時接続ってよかったなぁ…
● [memo][tDiary] noarchiveでrobotにキャッシュさせないようにする
search_control.rbに追加するべきか。いつ?放浪日記より。
● [memo] extedit - Webブラウザの入力フォームで好きなエディタを使う
おぉ!と思ったらIE専用なのだろうか?残念。今日のなんでやねんより。
w3mだとviが使えるので問題ないんだけど、MozillaとかNetscapeでできるワザはないのかなぁ…自分で探しなさい。
2005年03月28日(Mon) 雨が来ているのを眺めつつ自転車通勤
● ESO-MIDASを入れてみる
手元では、「3 - select all MIDAS packages」で、gcc-g77、xorg-x11-devel、openmotif-devel、xorg-x11-deprecated-libs-develとこれらが依存するパッケージを入れたらインストールスクリプトが文句を言わず動くようになった。
● ESO-MIDASを試してみる
すると
と、
すると
と。どうしようかな。(追記)/midas/tmp
でrm -rf *
してから@@ veriall
しなおしたら最後まで行けました。最初にオプション付きでやっちゃったのが良くなかったのか。すばらしい。(しかしテストとしてはちょっと問題があるよなー。)
● [Ruby] NetBSDのRubyパッケージ
このホストのRubyをやっと1.8.2にしていただいたのですが、
と言われる。僕はNetBSDには詳しくないのだけれど、たぶん、 ruby18-digestを入れればいいのだろう。 でも、どうしてpstoreを提供するpackageが依存するようにしてないのだろうか…。
● どうあがいても仕事がすすみまへん
悲しいのでmknod /dev/dsp c 14 3
してみたら音楽が聴けるようになりました。ちょっとだけシアワセ。
(追記)xmmsでCDを直接聴くにはxmms-cdreadを入れて^PよりCDオーディオプレイヤの設定。再生モードをデジタルオーディオ抽出にする。(このマシンはアナログの配線がないのだ。)
● 塩野七生「ローマ人の物語」の一冊目を読んだ
昼間コーヒーを飲みすぎたようで眠れない。「ローマ人の物語」の文庫版の一冊目を読んだ。副題は単行本と同じく「ローマは一日にして成らず」だったと思う。
おもしろかった。社会がどういう原動力で動いていくのか垣間見ることができるような気がする。しかし、ギリシアの都市国家の権力者たちが、その都市国家に有利なように政治のやり方を変えていくのを見ると、現代の政治家たちよりスマートかもしれないと思ってしまったよ。僕の見方が一面的すぎるのかな。
歴史の教科書がこれくらいおもしろく書かれてたらもうちょっとまじめに勉強していただろうな。残念。
2006年03月28日(Tue) なんだかんだで忙しいよー
● PBS/NOVA The Great Robot Race
ケーブルテレビの一番安いの(月$10かな)に入ったらPBSが見られるようになった。ずんこにとってうれしいのは、朝早すぎて最初から見られない「Sesame Street」と目が不気味な「Barney and Friends」。僕は「NOVA」と「Nature」
今晩は砂漠を自律的に走る自動車ロボットのレースの話なのでした。彼らは基本的にはレーザー距離計で障害物をみつけながら走るのだけれど、それだけでは到達距離が足りないので、例えばビデオカメラからの絵をリアルタイムに処理して道を見つける。前々回のレースでは1台も完走しなかったのに、たった一年で5台も完走したとのこと。1年であれだけいろいろと開発できるのはすごいよねぇ。
2007年03月28日(Wed) 久しぶりにオモコン中
● dprintf(3)はPOSIXには無いそうです。残念。つくっちゃった。こういうファイルに書きだす系の関数って、やっぱりファイルを作ってテストするしかないんだよねぇ…。
2008年03月28日(Fri) 久しぶりに朝から雨
● SSL/TLSのクライアント証明書の役割はsshの鍵対とは違いそう
おうちhttpsサーバのはなし。SSLの上にBasic認証を乗せるだけではなくて、せっかくだからクライアント証明書で内容を見せるかどうか決めようと思ってみたものの、どうもうまくいかない。
結城さんの「暗号技術入門 ― 秘密の国のアリス」を読んで、何を勘違いしていたのかわかりました。たぶん。僕はクライアント証明書というのは公開鍵暗号の鍵対のようなもので、sshでやるように、私有鍵をwwwブラウザに、公開鍵をhttpsサーバ(sshの場合は.ssh/authorized_keys)に入れておいて、接続時に、えーと、クライアントが公開鍵に対応する私有鍵を持ってることを確認するのかな、と思ってました。
ところが、「暗号技術入門」の356ページ「TLSのハンドシェイクプロトコル」に依れば、クライアント証明書のやりとりをする時は、(5)サーバからクライアントに理解できる証明書と認証局の一覧を渡す、(7)クライアントからサーバに(たぶんCAの署名付きの)クライアント証明書(って公開鍵ですよね)を渡す、(9)クライアントからサーバに、クライアントの私有鍵での署名を渡して私有鍵があることを証明する、という手順になるようです。サーバにはクライアントの公開鍵は置いておかず、CAの署名でクライアントの公開鍵を受け入れるかどうか決める、ってことだよね。
おうちhttpsの場合は、クライアント証明書でクライアントが僕であることを確認しようと思っていました。この場合は、クライアント証明書はCAcert.orgに署名してもらうのではなくて、おうちhttpsサーバ自身をオレオレCA局にした方がいいんですね。そうしないと、CAcert.orgに署名してもらったクライアント証明書を持ってる人は誰でもおうちhttpsサーバの内容を閲覧できてしまう。あー、いや、クライアント証明書の内容で閲覧の可否を決められるのかも。
というわけでもう少し実験してみます…いつになるかわからないけど。
● ドライブにCDを食われる
中古品を集めて仕事場のサーバをつくろうとしているのだけれど、CD-ROMからのインストールが進まない。メディアのチェックで止まっちまう。昨日はmemtestをして悪いメモリをみつけ、良いものととりかえた。今日はCD-ROMドライブを取り外し、古いPCから取り外したものを取り付けてみたら…起動の途中でドライブが反応しなくなりましたよ。BusyのLEDがずーっと点滅してるの。
しかたがないので(笑)、インストーラの救出のために分解しました。よくできてるなー。故障したけど。
結局、今回はメディアが問題だったみたいで、別に焼いたCD-ROMからはインストールが進みました。せっかく救出したインストーラはごみ箱にぽい。
● [memo] Ubuntuでキーボードの配列を変える
ubuntu-8.04-beta-server.i386。muttを使うマシンなので日本語のサポートが欲しい思い日本語でインストールしたらキーボードが日本語配列になってしまった。mono-hateの日記を参考に、dpkg-reconfigure console-setup
したら直った。
キーボードの選択肢にはHappy Hacking Keyboardもあって喜んだが、コンソールのロケールやフォントまで選ばされて閉口した。Cで普通のVGAのフォントでいいじゃん、と思うのは古いのかな。
> okuji [駄目なCD-ROMは円盤投げの練習に使うとか窓辺から反射攻撃するのに使うとかした方が有意義だと思います(嘘)。 と..]
> zunda [以前CD-Rを畑の鳥除けにしてたのですが太陽にあたって色素の層がぜんぶはがれちゃいました :) さて、あるCAを信..]
> okuji [もちろん検証を行う状態にすることがとても大切です。自分のCAなら自分の手元で作っているものですから、これ以上確かなも..]
> zunda [不特定多数へのサービスのためのPKIでは信頼の根っこをどうやって決めるか、が大問題なのかな、という気がしてきました。..]
> okuji [zundaさんはとても正しく認識していると思いますよ。つまるところ、世の中は感覚的に「何となく」で動いているという事..]
2009年03月28日(Sat) Farmers' marketうらやましすぎる
● San Jose観光?一日目
● SunnyvaleのFarmers' Market
まずはマーフィーの法則 (パブ) を鑑賞しつつ。
しかし野菜とか果物とか、安くて新鮮そうでうらやましいです。ちょっと甘いポップコーンもおいしい。
● Children's Discovery Museum
続いてCaltrain (全車二階建だよ!) に何駅かだけ乗って、Children's Discovery Museum (cdm.org) に行きました。
駅から歩いて行く途中の公園にずいぶん時間がかかる。この先にもっと面白いものがあるよ!っ大人は思うけれど、子どもたちにしてみれば、まずは目の前のもので遊ぶよね。高いビルの間を抜けて到着。
消防車とか信号とか水遊びとかシャボン玉とかいろいろ、ずんこもずんかも堪能させていただきました。
● Tofu house (yelp.com)
夜は友だちのお勧めの韓国料理屋さん。豆腐鍋がね、ぐつぐつと沸騰しながら出てくるの。
いろいろなだしが効いててとってもおいしいかったです。ずんかもサービスで出してもらった豆腐スープを一人で全部食べた!
お邪魔してる友だちに訊くと、メインランドではこういう良い店をyelp.comで見つけることができるそうなのです。すばらしい。旅行中もさっそく利用させてもらいました。Hiloの店も登録されてるかしらん?
> famao [えーと。Returnキーを押すとアプリケーション側にもkeyeventが送られるのはそういう仕様です。skkのデフォ..]
> ずんだあん [確定にリターンを押してしまうのは、たぶん、skkinput時代の癖なのですね。skkinputで本当にこういう動作を..]
> むらけん [skk の確定って、\C-j が標準じゃないんですか?? skkinput でも \C-j で確定してるので気付かな..]
> ずんだあん [むむ。そうなのか…。 famaoさんには、あまり周囲(とくに僕の…)の意見に惑わされず開発を続けていただきたいもので..]