2002年03月18日(Mon) 自転車と散歩をしている犬がいた
● 二日anacron
anacron-2.3-4kをcommitしました。
/usr/share/config-sample/anacron/anacrontab.with_crontabというファイルを追加しました。このファイルでは、anacrontabのそれぞれのjobが、crontabよりも一日(以上)余計にあけて実行されるようになります。
cronが仕事をする時間は、普段は電源が入っているけれど、家に持って帰るときは電源を落とす(スタンバイさせる)という方は、このファイルを/etc/anacrontabにコピーして使ってみてください。電源を入れてanacronが走り、その日のうちにまたcronが走る、という状況が減ると思います。
● tDiaryを更新
SourceForgeからいただいてきて、1.4.0になりました。今回は(正確には前回から)、SourceForgeからいただいてくるためのBranchを切ってみて、まずそこにコピー、それから、公開用の幹にマージしてみました。cvs update -jすると、無事、いくつかconflictが出てくれました。今回はうまくマージできてるといいのだが。
ああ。夏時間対応できる前に夏時間になっちゃいそうです。
● screen
screenをつないだまま、3.9.10-18k以前から3.9.11-4k以降にupdateすると、これまでつながっていたscreenが突然切れちゃうかもしれません。screenコマンドをsuidすることにともなって、ソケットとして使われる/tmp/screensのパーミションが変ってしまうからかもしれません。
何でも安易に変更しちゃうと、思いもよらぬところで副作用に遭ってしまうなぁ。すみません。
● iiimf-skk-0.1.12をいただいてみる
famaoさんの開発しておられる、iiimf-skkをいただいてきて使ってみています。
- 環境
手元のマシンは、ほぼ、2.1RC2のままになっています。これまでは、skkinputを使っていたので、iiimf関連のパッケージは入っていません。とりあえずは、手元にある、RC2の時のパッケージをインストールしてみました。- iiimf-1.2-0.020011201002k
- iiimf_conv-1.2-0.020011201002k
- iiimf-xiiimp-1.2-0.020011201002k
- コンパイルとインストール
上記から、今回は、iiimf-skk-0.1.12.tar.gzをいただいてきました。これを、 すると、rpmパッケージができあがります。これをいつもインストールすればインストールできちゃいます。 - ユーザー環境の設定
まずは、 して、その後、一般ユーザーで、 して、SKKLE/IIIMPを選択します。これで、startxしたり、wdmからログインしなおせば、晴れて、iiimf-skkのステキなステータスウインドウが見られます。
● iiimf-skk-0.1.12を使ってみる
まずは、gnomeにEUC-JPで入って使ってみました。これはもう、ほとんど完璧な使いごこち♪実は、gnomeに慣れていないのでそれほど快適ではないのですが…。 で、いつも使っている、fvwm (fvwm2-2.4.2-2k) では、
- あるrxvtでCtrl+Spaceして、ステータスが、「かな」になっても、必ずしもそのウインドウでskkが有効になるわけではない
という不都合がありました。一度他のウインドウにフォーカスをうつして、戻ってきてから、もう二回Ctrl+Spaceを押すと、skkが有効になります。
この他、これまで使ってみて気づいた細かいことを…実現の難しさはまったくわからずに書いてますし、いまでも十分使えてますので、wish list程度に。このレポートもfvwm2/galeon/iiimf-skkで問題なく書いてるのですよん♪
- 無変換時にステータスウインドウを隠せると、画面の小さいノートPCユーザーにはうれしいかも。
- Ctrl+Spaceのかわりに、Shift+Spaceや、Ctrl+oなども選べるといいな。(ソースをみせていただいてもどこで決まってるかわからないワタシはへたれ…)
- rxvt(12ドットフォント上で変換中のフォントの大きさが、クライアントのフォントの大きさに合ってくれるとうれしいかも。今は上の行がかくれちまってます。以下は12ドットフォントでの例。
- 辞書登録のウインドウからxで前の候補に戻れるとうれしいです。
- 撥音のとき、確定するタイミング(変換候補を表示するタイミング)が期待しているものと違うような気がします。
Atte→▽あ*って になって欲しいが、eを押す前に、Att→▽当っt になっちゃう。 - 変換候補の確定を、大文字アルファベットだけでなく、qでもできるとうれしいです。
…と勝手なことを書いてないで、ソースを見させていだかなくちゃ。
2003年03月18日(Tue) 天気予報では暖いと言ってたのに自転車に乗ったらめっぽう寒かった
● 今朝も名前付き高気圧が活躍してたよ。でもどーしても名前を思い出せない。
● [tDiary] リンク元プラグイン(略)改造中
括弧を無視してグループ化している時の表示が僕の期待とちょっと違っていた。しばらくの間ぼちぼちと改造していきます。一行目のリビジョン番号が変わっていたら何かしら変更があったことになります。
● 「研究者の立場から一般人を啓蒙してやろう」的な人
森山和道さんの日記より、
「研究者の立場から一般人を啓蒙してやろう」的な人 (中略) たちって意外と(いや、むしろ当然?)、 既存の科学雑誌やウェブコンテンツ等を、ほとんど読んでないんですな。 で、読んでないからこそ「研究者と一般の間が開きすぎている」 「その間を埋めることが必要だ」と言って色んなことをやるんだけど、 そういう人たちがやってることは、既に社会の中にあるものでしかない。 で、それが今ひとつ成功していないことは、当の本人たちが知らないんだから、 端から見れば既に自明なわけです。
イタタタ…。その通りなんですよね。 僕も天文の研究者のハシクレ(ほんとにハシクレだ)として、 たまーに興味を持ったプレスリリースについてここに書いたりするけど、 読んでくれる人にはあまり興味を持たれない。
もちろん、「一般人を啓蒙してやろう」なんて思いあがりはないけど、 税金を使って(今は日本の税金はいただいてないが)仕事をしてる以上、 できる限り、アウトプットをしていかなきゃいけないと思うのです。
一方、the Local Group/(ふ)さん (オープンおめでとうございます!) とか森山さんみたいな方々に協力できれば、と思いつつやっぱり、 期待されてるであろう一定のクオリティの文章を、 ずっと書き続ける能力はないのですね…。
悩みどころでござる…。
まあ、こないだのblog騒動みたいなもんかな。
わははははあ。(って笑ってる場合じゃおまへんで
● TurnitinBot
64.140.49.66から1分前後の間隔で集中アクセス。負荷は小さくなかったと思うけど、まずrobots.txtを読んでいるし、とりあえずは放置しておこう。しかし、turnitin.comってカンニング防止パクり検出サービスだって。某首相の演説とかも、こういうサービスでチェックされたりしたのかな?IPアドレスからのRobot名の割り出しはSearch Engine Spider Identificationより*1。
*1 User-agentはサーバー側のログには残らないので、ログに残ってるIPアドレスを頼りに、ロボットの説明のあるURLをみつける必要がありました。
● [tDiary] makelirs.rbとmakehina-di.rbが最新の日記を共有する
インスタンス変数を使うとこんな感じ?
まずはmakehina-di.rb
で、makelirs.rb
一回しか試してないけど、 手元では、期待通り、実行順序に関係なく一回しか日誌をパースいていないようです。 問題は、名前空間をどうするか、だと思うんだよな。
● 1990年に造られた観測装置をテスト稼働
今日は常温で。d|i|g|i|t|a|lという銘板のある端末を三台机の上に並べてスイッチを入れると、VT420の文字が。すげい。仮想じゃないっすよ。ホンモノの端末だ。VME上にあるコンピューターのスイッチを入れるとOS/9とか出るし。うふふのふ。
明日は液体窒素遊びだよ。るんるん。
2005年03月18日(Fri) 1勝2敗
● やっぱり交渉下手か
Security depositeの復活交渉に行ってきた。論点は3つ。領収書を持って行った分は返してもらえた。他の2点はあちらにinvoiceがあってこちらの負け。こちらで取れるかもしれないと思っていたものも、だってあんた、直しに来たって直していかなかったじゃん、という理屈は聞き入れられなかった。家の不具合は気づいた度にしつこく言っておかないといけなかった。修理屋が来るたびに、こことここはまだ直ってないと確認すること。どうせあっちもいい加減なんだからと思ってこちらも面倒くさがっていい加減になってはいけない。最後の1点はまったく使わないモノが正常な状態でどう動くかも知らなかったので不具合の報告もできなかったという、不戦敗。アマかったなー。
そういうわけで、この町の地方新聞のclassifiedによく載っている某不動産屋は避けたほうがいいです。忙しすぎて現物を見に行ってる余裕がない。修理屋の書いた書類だけを頼りに商売している。
● 念力でもバグの原因はわかりまへんでした…
Cで文字列を時刻に直すプログラムを書いています。Solarisでも動かなくちゃいけない。オレtimegm(3)もその一部なのですが、これが職場のSolaris 5.8では期待通りに動くのに、別のサイトにあるSolaris 5.8ではシステムのタイムゾーンの分だけずれることが判明しました。それもテストケースで同じ関数を呼んでる(この時点でまともなテストではないことがばれてしまいました。直さなくちゃ。)はずなのにテスト対象での計算結果とテストケースでの計算結果が違うという。
「むーんんん」とか念力を送ってどこが悪いのかみつけようと思いましたが、IRCで「念力が足りねーんだなw」と言われちゃいました。修行してきます :)
(追記)入力になるstruct tmはstrptime(3)が作っているのですが、その前に初期化が必要なのでした。strptimeは入力にあったフィールドしか更新しないのだそうだ。むずかしー。
2009年03月18日(Wed) 電池を付けてないノートPCが落ちるくらいの瞬停
● Dell Latitude E4200のSSDにLinuxを入れる
SSDにジャーナルを書きすぎると寿命が縮むだろうし、今だったらext2がいいのかなあとつぶやいていたらアドバイスをいただいた。ありがとうございます。
okujiさんから教ええていただいたベンチマークでは、ext3のジャーナル書き込みのオーバーヘッド(ここでは時間ではなくデータ量)は、ファイルを消すとき以外はそれほどでもなく、noatimeオプションをつけてマウントすることで、差はさらに縮まるとのこと。そもそもジャーナルの書き込み量は実際に書くファイルに比べて充分小さそう。もうひとつext3ではディスクへの書き込みがext2に比べて同期的になっているので、SSDへの書き込みが遅いとそれがユーザーに見えやすいかもしれない、とのことです。この欠点については、例えば、Inte X25というSSDではずいぶん改善されているのだそう。
meke_mekeさんからは、そのX25でのベンチマークを教えてもらいました。あまり差はないけれど、ext4の方がext3よりもちょっとだけ速いようです…ってext2は測定してないのかしらん。
というわけで、考えるよりは良いSSDを買えというのが最初の一歩でしょうか。Latitude E4200のBTOで選んだのは、64GBのSSDの速いものと遅いもののうち、遅いものでした。dmesgで見える型名は、Direct-Access ATA SAMSUNG SSD Thin VAM0 PQ: 0 ANSI: 5、Windowsのデバイスドライバでは、SAMSUNG SSD Thin uSATA 6。さて、これは良いSSDか悪いSSDか…。と考えながら作業してたら、firefoxを起動しながら瞬停に遭ってfdiskがかかりましたよ。やっぱりext3にしとくべきだったかなぁ。
とりあえず、このマシンではmuttは使わないので、/etc/fstabの/のオプションをdefaultsからnoatimeにしてみました。
● Dell Latitude E4200で無線LANを使う - 汚れてしまったのよ編
無線LANのハードウェアはWindowsからは下記のように見えています。
Linuxのlspciの結果は下記
君はNetworkを制御するのかUSBを制御するのか…。
んで、いろいろ試してもうまくいかなかった無線LANの有効化、2008年10月3日のDellからのアナウンスを見つけて、とりあえずの解決です。とりあえずですが。
アナウンスに従い、Boradcomのサイトから32bit-driverをダウンロードし、適当な場所に展開しておきます。 使うまえに、lib/LICENSE.txtを読んでおくこと。 カーネルのソースは、Momonga 5では、kernel-develパッケージに入っているようなので、これもインストールしておきます。
次に、HCL/Network Adapters (Wireless)/Broadcom BCM43xxに従って、下記の編集をしました。
準備ができたところで、32bit-driverを展開したディレクトリに移動し、下記の操作をします。
これで、dmsgの最後に下記のようなメッセージが表示されました。
さて、SSIDとかパスフレーズとかどうしようか。modprobe.dにもファイルを追加したいところですが、そろそろ体力切れ。また今度続きをしましょう。
最近のツッコまれどころ