2009年03月18日(Wed) 電池を付けてないノートPCが落ちるくらいの瞬停 [長年日記]
● Dell Latitude E4200のSSDにLinuxを入れる
SSDにジャーナルを書きすぎると寿命が縮むだろうし、今だったらext2がいいのかなあとつぶやいていたらアドバイスをいただいた。ありがとうございます。
okujiさんから教ええていただいたベンチマークでは、ext3のジャーナル書き込みのオーバーヘッド(ここでは時間ではなくデータ量)は、ファイルを消すとき以外はそれほどでもなく、noatimeオプションをつけてマウントすることで、差はさらに縮まるとのこと。そもそもジャーナルの書き込み量は実際に書くファイルに比べて充分小さそう。もうひとつext3ではディスクへの書き込みがext2に比べて同期的になっているので、SSDへの書き込みが遅いとそれがユーザーに見えやすいかもしれない、とのことです。この欠点については、例えば、Inte X25というSSDではずいぶん改善されているのだそう。
meke_mekeさんからは、そのX25でのベンチマークを教えてもらいました。あまり差はないけれど、ext4の方がext3よりもちょっとだけ速いようです…ってext2は測定してないのかしらん。
というわけで、考えるよりは良いSSDを買えというのが最初の一歩でしょうか。Latitude E4200のBTOで選んだのは、64GBのSSDの速いものと遅いもののうち、遅いものでした。dmesgで見える型名は、Direct-Access ATA SAMSUNG SSD Thin VAM0 PQ: 0 ANSI: 5、Windowsのデバイスドライバでは、SAMSUNG SSD Thin uSATA 6。さて、これは良いSSDか悪いSSDか…。と考えながら作業してたら、firefoxを起動しながら瞬停に遭ってfdiskがかかりましたよ。やっぱりext3にしとくべきだったかなぁ。
とりあえず、このマシンではmuttは使わないので、/etc/fstabの/のオプションをdefaultsからnoatimeにしてみました。
● Dell Latitude E4200で無線LANを使う - 汚れてしまったのよ編
無線LANのハードウェアはWindowsからは下記のように見えています。
Linuxのlspciの結果は下記
君はNetworkを制御するのかUSBを制御するのか…。
んで、いろいろ試してもうまくいかなかった無線LANの有効化、2008年10月3日のDellからのアナウンスを見つけて、とりあえずの解決です。とりあえずですが。
アナウンスに従い、Boradcomのサイトから32bit-driverをダウンロードし、適当な場所に展開しておきます。 使うまえに、lib/LICENSE.txtを読んでおくこと。 カーネルのソースは、Momonga 5では、kernel-develパッケージに入っているようなので、これもインストールしておきます。
次に、HCL/Network Adapters (Wireless)/Broadcom BCM43xxに従って、下記の編集をしました。
準備ができたところで、32bit-driverを展開したディレクトリに移動し、下記の操作をします。
これで、dmsgの最後に下記のようなメッセージが表示されました。
さて、SSIDとかパスフレーズとかどうしようか。modprobe.dにもファイルを追加したいところですが、そろそろ体力切れ。また今度続きをしましょう。
最近のツッコまれどころ