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2013年01月01日(Tue) 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします [長年日記]

[debian] 古いマシンにDebian Squeezeを入れる

家で使えるノートPCが欲しいと思い、 使っていないものを引っ張り出してきてLinuxを入れました (というのはもう 2ヶ月も前)。

インストール対象は、 Dell Latitude X1 (Wikipedia)。 以前は主力ノートとして使っていたもので、 Momongaでディスプレイの設定に苦労したり、 空気の薄いところで排熱の問題があったりした マシンです。 電源に問題があって引退したのだけれど、 交換部品がみつかって復活しかけで放置されてました。

まずは安易にUbuntu 12.04をインストールしようとしてみると、 インストーラのカーネルが起動しませんでした。

うわっ…わたしのCPU、古すぎ…?→Intel Pentium M。

Squeezeのインストール

これを機会にDebian GNU/Linuxを入れてみることにしましたよ♪ Debian Squeezeのインストーラを、ええと、CD-Rに焼いてブートしたのかな? 途中、Intel PRO Wirelessのファームウェアが必要とのこと、 Debian GNU/Linux Installation GuideのLoading Missing Firmwareに従って、 irmware-ipw2x00_0.28+squeeze1_all.debをフラッシュメモリに入れて置いておいたところ、 認識してくれました。よくできてる。 Ubuntuと違ってrootのパスワードを決めたり、 プログレスバーを 眺めたりしながら 放置。 無事に再起動して、以前は変則的だったLCDの解像度も適切に検出してくれて、 タッチパッドも使えました。 そういえばこのマシン、ハードディスク積んでるけど/homeを Btrfsにしてたよ。

設定

細かい設定。 Ctrl+Alt+F1でコンソールからrootとしてログインして、 dpkg-reconfigure keyboard-configurationを実行。 Dell Latitude series laptop、USA、AltGrはデフォルト、No Compose、 Ctrl-Alt-Backspaceは無しに。 /etc/default/keyboardのXKBOPTIONSの行にctrl:nocapsを追加して リブートしたところ、コンソールでは、Caps Lockが機能が消えてくれました。 これで、Gnome-desktopでは、 タッチパッドの横をすりすりして縦スクロールしたり、 Fn+Page Up/Downで音量を変化させる機能はそのまま動いてくれました。 タッチパッドをタップして左クリックは効かないですが、まあいいです。 Gnome-desktopでCaps Lock機能が消えてくれないのが残念。

タイムゾーンの設定を間違えていた。

デスクトップはやっぱりxfceが良さそう。

ちょっと検索してみたところ、 Using NTP Server to Synchronize Time on Debian Squeeze (Biboroku) に従って、 ntpとlaptop-mode-toolsをインストールして、

あとは常用できるように、 gitとかruby1.8とかruby1.9とかをインストールしていきます。

[debian] DebianさんをSqueezeからsidにする

このマシン、ルートファイルシステム用のパーティションを2つ用意してあります。 Squeezeの内容を退避しておいて、主に使う方をsidに更新することにしました。

Squeezeの保存。 2つ目のパーティションにsqueezeのルートディレクトリをコピーしておきます。

/squeeze/etc/fstabは適宜編集しましたが、 はたしてうまく動いてくれるかどうかは試していません。

UUIDは、ls -l /dev/disk/by-uuid/して求められます。

apt-line(と言うのかな?)へのsidの追加。

Debian Sources List Generator を眺めて、/etc/apt/sources.listに下記を追加してみました。

パッケージの更新。

下記の警告が出ていました。

Debian Kernels and Tigon TG3 Firmware (The Novian Blog) に従い、下記を実行しました。

とりあえず無事にリブートしてくれました。 xfce4が起動した時にターミナルの設定が消えていたので、 あらためて、/usr/bin/gnome-terminalを指定しました。 ibus-skkは動いてくれていました。

もっとパッケージの更新。

いろいろと言われます。

Yes。 xfce上の端末から作業していました。 コマンド終了後、あたらしい端末を起動すると…

リブートすると無線LANはつながらなくなり、 Xも起動しなくなっていました。

え。パッケージ足りないままネットワーク使えなくなったら大変やん。 と思いましたが、さすがはdpkg。もうダウンロードはしてくれていたようです。

したらDHCPで有線LANにつながるようになりました。よくできてる。

深呼吸してからもう一度更新してみます。

これでもう一度リブート。Xが起動してくれました。 そのままログインするとgnomeになったようです。xfceを選択しなおして、 ログインし、

だいぶ落ち着いてきたようです。

NTFSのアンインストール。

パッケージの更新の時に、いつも下記のエラーが出るようです。

NTFSはこのマシンには載ってないので、下記で解消しました。

ついでに

してみます。なんかいっぱいあるけどまあいいか。

リブートしてみたところ、 常用しているソフトウェアの動作には支障は無いようでした。 音もちゃんと出るのをやっと確認した。 これまで起動やシャットダウンの時に出ていた、 alsa-mixer関連の警告も出なくなりました。

Deiban sidさんへの移行は思ったよりもスムーズに進んでくれました。 dpkgの依存関係の記述性の良さが効いてるのかな(よく知らない)。 これなら常用する環境にもできそうです。

[debian] PAEカーネルをよける

そうそう、時々PAEカーネルを入れてもらえそうになります。Configureする段階で警告してくれているのでリブートした時にPAEカーネルが使うぇあれてしまうことは無さそうですが、下記のようにして消しておきます。

[debian] デビアンのなるとを背景に使う

sidにしてからXのログイン画面の背景がなかなかかっこ良いです。渋い色のなるとマーク。xfce4の背景としても使いたいと思って探してみました。desktop-baseに含まれる、/usr/share/wallpapers/joy/contents/images以下のPNGファイルを設定すると良いようです。

PPTPをローカルに試す

サーバはUbuntu 10.04.4 pptpd でUbuntuをVPNサーバにする (May the Source be with you) に従い、

bcrelayとpptpdがインストールされた。 /etc/pptpd.confを編集した。

/etc/ppp/chap-secretsを編集した。

サーバを再起動して

Androidから接続。 設定-無線とネットワーク-VPN設定-VPNの追加-PPTP VPNを追加-VPNサーバーの設定- <LAN内サーバのIPアドレス>。 VPN名は適当に設定して、接続。ユーザー名: username、パスワード: password。 これで接続できました。

これでVPNサーバのApacheさんを閲覧することはできました。 IPv4の転送は設定していないので、LAN内の他のホスト、例えばルータ、 は閲覧できない。

えーと、これで、remoteipからのパケットをPPPoEか何かでsshトンネルにつないで、 トンネル出口からインターネットに送り出せば…。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>