2008年11月26日(Wed) 朝から小雨 [長年日記]
● Windowsのタイムゾーンをちゃんとする GMT→HST編
WindowsでのRTCのタイムゾーンの扱いについてぼやいていたら、znzさんに情報をいただいたので試してみると、Linuxで経験しているのと同じく、RTCはUTCのままにして、ファイルの更新時刻は変化せず表示だけをローカル時刻にできることがわかった。ありがとうございます。
まずBIOSでRTCの時刻がUTCに近いことを確認してWindows XPを起動した。コントロールパネル-日付と時刻のプロパティ-タイムゾーンは(GMT) モンロビア、レイキャビク*1になっていて、エクスプローラからファイルを新規作成すると、更新日時はもちろんUTCに近い時刻になった。次にregeditを走らせて、UbuntuTimeにあるレジストリを確認した。図のように、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformationにRealTimeIsUniversalという名前の値は無かった。
次に値をつくる。regeditより、編集-新規-DWORD値でRealTimeIsUniversalをつくり、編集-修正で、値のデータを0から1にした。この状態でタスクバーの時計も新規作成したファイルの更新時刻もUTCに近い時刻だった。ここで念のため一度リブート…更新をインストール中。
リブート後にBIOSでRTCの時刻を確認した。期待通りUTCに近い時刻だった。Windows XPでのタスクバーの時計と新規作成したファイルの更新時刻も同様。
ここで、コントロールパネル-日付と時刻-タイムゾーンを「(GMT-10:00) ハワイ」に変更した。タスクバーの時計はその瞬間にHSTに近い時刻になり、新規作成したファイルの更新日時はF5を押すことでHSTに近い時刻になった。コントロールパネル-日付と時刻-インターネット時刻で「今すぐ更新」してもタスクバーの時計はHSTのままだった。
Windows XPでRTCをUTCにしてタイムゾーンをHSTにした後にもう一度再起動してBIOSでRTCの時刻を確認したところ、期待通りUTCに近い時刻のままだった。
*1 グリニッジ標準時: ダブリン、エジンバラ、リスボン、ロンドンを選ぶと夏時間の罠にはまるんだったと思う
● Windows explorerのファイル名によるソートが理解できない
シゴトのファイルは会計年度ごとのディレクトリの下に「日付(YYMMDD)-内容」とという名前のディレクトリを作って管理している。
これまで日付が不明確な時は数字の代わりに「xx」としていた。
が、このようなディレクトリは時々行方不明になる。よく見ると、このような名前のディレクトリは日付部分に数字だけの名前を持つディレクトリとはぜんぜん別の場所にソートされてることがわかった。
ふとおもい付いて、日付部分に「99」を使うようにしたら、日付が不明確なディレクトリも見つけやすくなった。
● [n810] 電源の配線
USBの接続に引続き、材料にするboxwaveのminiSyncケーブルの改造後にも維持しなきゃいけない充電機能のために、標準USB Aプラグと電源のコネクタの配線を確かめました。
手持ちの道具で導通を確認できたのは標準USB Aプラグの各ピンと電源プラグの外側だけ。結果は、USB 4ピンと電源の外側が接続されている、ということでした。(ちなみに標準USB AプラグのシェルとミニUSB Bプラグのシェルはつながれてませんでした。残念。)
標準USBの4ピンはGNDなので、電源プラグの外側がGNDということになりました。N810に付いてきた純正の充電器はAC-4U。たぶんこれも外側がGNDなのでしょう。細い針金を探しに行けないので確かめられないけど。
最近のツッコまれどころ