おまぬけ活動日誌

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2005年08月02日(Tue) 今日はいい天気か? [長年日記]

久しぶりに自転車に乗ったら空気が抜けてた。

assert("string" == name)が落ちる

Rubyじゃないんです。Cなんです。よーく見ると成功する方がおかしいんだけど。

なさけなー。

[astro] Neon Abundance in Nearby Stars: Chandra Discovery Solves Solar Paradox

Chandraによる太陽の観測からネオンの存在量を正確に測定できた、という話題。下記はリンク先をざっと読んだもので、あまり予備知識が無いので間違いがあるかもしれません。ツッコミお願い。

太陽は宇宙にある星の中でも平均的な星です。身近にあるのでよく調べられていて、他の星を観測した時の基準として使われることも多いです。たとえば、ある元素の水素に対する存在量が太陽の何倍あるか、というように。

今回の観測は、太陽に含まれる元素のうち、いままで謎とされてきたネオンの存在量をきちんと測定できた、というものです。

太陽の深いところでは、核融合によって発生した熱は、じっとしているガスの中を、熱伝導によって外に伝わっていきます。いっぽう、太陽の表面では、ガス自身が、暖い味噌汁のように対流を起こし、熱を伝えます。熱が熱伝導によって伝わるか、対流によって伝わるか、は、星の中のそれぞれの深さでの温度の変化とガスの性質の変化によって決まります。

太陽の表面の対流層の厚さは、太陽の中を地震波がどのように伝わっていくか観測することで測定できます。一方、ガスの性質と熱の発生のしかたがわかっていれば、計算機の中で星を作って対流層の厚さがどうなるかを計算することもできます。これまで問題だったのは、地震波によって測定された対流層の厚さと、計算機の中でシミュレートされた太陽の対流層の厚さが異なる、というものでした。ネオンがこれまで知られていた存在量の3倍くらいあったらシミュレーションの結果が地震波による測定と一致するのだそうです。

ここで、高温のネオンはX線で輝線を出すので、X線で分光観測をすればネオンの存在量を測定できます。今回の観測では、太陽はChandraで観測するのには明るすぎるので、太陽近傍の太陽に似た星を沢山観測して、ネオンの存在量を正確に測定した、ということのようです。

さて。どうしてこれまではネオンの存在量はちゃんと決まってなかったのだろう?元素の存在量は、一般的には可視光線で分光して、吸収線の強さから求めるのだけれど、ネオンはそういう観測にはかからないほど存在量が少なかったりするのだろうか?そのうち調べる。いつー?

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>   (2005年08月02日(Tue) 16:31)

ワロタ >assert


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>