2005年04月16日(Sat) ぱっとしない天気だのう [長年日記]
● 僕は本当に三次元空間に暮らしているのか?
シャワーを浴びながらふと思ったことを書いておこう。別に、空間の幾何がどうなっているのか、とか時間もあるから四次元だ、とか難しいことを思いついたわけではなくって、人間の知覚じたいが三次元空間を認識するのに苦労してるのかも、というはなしです。。
近ごろ、時々次世代デスクトップの例として、ウインドウを三次元空間に配置して、それを二次元のディスプレイに投影するソフトを目にするようになりました。ところが僕にはどうしてもそれが使いやすそうに思えない。例えば、三次元地図ソフトであるNASA World Windで、高さまで含めた三次元空間内を移動するには、若干不自然な操作が必要です(全体として、とてもよくできているのですが)。これまでは、そういう不自然さは表示するデバイスが二次元のものしかなかったり、入力するデバイスが机の上を転がるだけだったり、計算機と人間のインターフェースによる制限からくるものだと思ってました。
で、シャワーを浴びながらふと思いついたのは、そもそも、人間の知覚はあまり三次元を認識するようにはできていないのではないか、ということです。ラジコン飛行機を飛ばしていても、自分の飛行機がどこに居るのかを三次元空間内で把握するのはなかなか訓練が要りそうだし(僕はまだ距離がわからない)、自動車を運転しながら、例えば前輪の位置とその上に見えているボンネットの位置の関係を把握するのは難しいですよね。自分が家から仕事場まで行く道順を思い描いても、地図の上に投影した順路はすぐ把握できるのに、高度も含めた順路を頭の中に描くのはちょっと大変です。
いや、だからどうした、というオチのある話ではないのですが。
わたし、口内炎が出来ないのは歯磨きをきちんとしていたからなんですね。知りませんでした。
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