おまぬけ活動日誌

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2003年04月04日(Fri) 久しぶりに自転車…寒かったよ [長年日記]

[astro] Pioneer NASA Spacecraft Celebrates 20 Years of Service

NASA GSFC Top Storyより。

1983年にスペースシャトル・チャレンジャー号によって軌道に乗せられた、TDRS-1 (Tracking and Data Relay Satellite)が4日に稼働20周年を迎えたそうです。この衛星は、低い高度の軌道にある衛星と地上局との通信を中継するもの。軌道の低い人工衛星は、地上から見通せる範囲が限られるので、このような衛星にテレメトリの中継をしてもらうことで、地上に送ることができるデータの量が格段に増えるのです。

1992年には、データレコーダの壊れてしまったCGRO(Comton Gamma Ray Observatory)のデータの中継を引き受けたとか、南極点に作った地上局とアメリカ本土との間での交信を中継することによって、南極基地での観測データを大量に本土に送ることができるようになったとか、こういうところを見るとNASAの底ぢからはすごいなあ、と思うのでした。

[astro] Rainbow Image of a Dusty Star

HubbleSite - NewsCenterより。

Egg nebula(日本語だと何だろう?)の絵。晩期型星から放出されたダスト(塵)が玉ねぎのような構造を見せているのがわかります。星自身は、赤道周りの濃いダストに隠されて見えていません。

電磁波としての光には、波の振動方向(偏光)があります。偏光フィルターを使うと、ある方向に振動する光だけを見ることができます。中心の星からの光は、ダストに反射される時に、反射される方向によって異なる偏光を持つので、偏光フィルターを通して観測することによって、そこから来ている光がどのように反射されたかがわかるのです。

この写真では、偏光フィルターを3方向に回転させて、それぞれの絵を赤、青、緑に着色して重ね合わせてあります。中心の星からの方向によって反射の色が変化していることから、ほとんどの光はダストによって一回だけ反射されたことが見てとれます。また、星の近くでは、ダストが白く光っているので、光が濃いダストの中で何度も反射されているうちに、ランダムな偏光を持ったことがわかります。

このような観測は、偏光フィルターの方向によって像のぼけ具合が変化してしまうと、うまくいきません。地上の望遠鏡では、大気の影響で常に像のぼけ具合が変化してしまっているので、いろいろな工夫が必要になります。HSTの特長を生かした観測ですよね。

OS-9にtelnetできたよ

やっぱりシリアル端末よりずーっと快適でござる。ftpもできたし。sshはさすがに無いけどね。よしよし。

retab

retabしてくれるソフトを書いてみました。大量のソースの整形しなおしをしたい時にどうぞ。

ぽちっとなのところ

日本時間5日1:39には投票に成功してた模様。ええ加減なもんやね。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
> mput (2003年04月04日(Fri) 07:37)

vi な人にとっては邪道なのかもしれませんが、 emacs には M-x tabify というのがあったりします。

> zunda (2003年04月06日(Sun) 22:12)

viにも:retabってあるんですけど、タブストップの大きさがファイルによって違ってるとかなり大変なのです。<br>emacsだと自動的に直してくれるのかな?


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>