2002年08月20日(Tue) ミュンヘン-ロスアンゼルス [長年日記]
● チェックイン
空港に着いてまずは自動チェックインに挑戦。なんか変だから窓口に行ってね、とか。窓口に居たのは日焼けサロンに通っているように見えるオネーサンでした。どうも旅行業者が券面と違う日付で予約してたみたい、とか、マイレージのカード番号がおかしい、とか、トラブルが無かったわけじゃないけど、へらへらしながらの対応は最悪でした。時間がかかったし、おまけに通路側で取ってもらった席は、フランクフルト-ロスアンゼルス間は真中の島の内側になっていたのでした。朝ご飯食べてから飛行機に乗りたかったのにな。しょってた登山リュックは機内持ち込みしちゃダメって言われちゃうし。(ちなむと今回は8Kgまででした。) あーあ。
● フランクフルト空港
アメリカ便のゲート前には、あいかわらずセキュリティの長〜い行列がありました。いまになっても胸に、あの旗のバッジをしてるおばさんがいたり。うんざりだ。
● フランクフルト-ロスアンゼルス
11時間のフライト。西海岸までノンストップで行ってしまうとは。こんなに乗りつづけたのは初めてかも。北極海からアラスカを抜けて飛んだみたいでした。
同席したのは、なぜか英語やドイツ語以外を話す家族づれが多かった。僕の席は、英語も流暢に話す子どもで、友達と来てるから席を交換してほしいとのこと。通路側が良かったし喜んで応じました。そうしたら今度はトイレの前で何だか臭いのでした。他にも座席がばらばらになっているグループが多いようで、通路には立ち話する人があふれてました。コードシェアイ便だから?
ノートPCでデータ解析が捗ること。どうして飛行機だと効率がいいんだろう?ネットワークが無いのが原因の一つかも(おいおい。しかし、最近のノートは電池がもたないですね。僕よりも先にヘタりました。486DX4の頃は僕が先にヘタってたような気がするんだけどな。しかし100MHZと700MHzでは消費電力が単純計算だと50倍も違うわけで(バスだと25MHzから100MHzで16倍だな。)、今使える時間がそんなに減ってないことを考えれば、電池の技術はとても進んでるというべきなのだろう。
ところで電波のエネルギーってどうして周波数の自乗に比例するんだっけ?マックスウェル方程式から見るんだっけ?
他の人の会話が聞こえてきて、同じ会議に行く人も何人か乗ってることがわかりました。僕はロスに寄るので遅刻だ。
● ロスアンゼルス空港
入国審査の列に並んでいると、日本の人がたくさーんやって来ました。日本便も同じ頃に着くんだな。レンタカー屋さんまで行くバスは、ドイツと違って、「黄色で加速」なのでした。レンタカーは日産のSentraという車種でした。日本だと何ていうんだろ?一番安いのを予約したのだけどアップグレードしてくれた。ありがたい。ぐるぐる迷いながらホテルに着きました。
● モールに行ってみる
ホテルで一息ついて、レンタカー屋さんで教えてもらったモールへ。明日着て行く服を買うのだ。あはは。
空港にもモールにもホテル、「こどものために募金をお願い〜」とか「ママが病気で看病に行くんだけどガソリン代が払えないからちょーだい」とか、「耳がきこえないけど家族を支えるのにこのステッカーを」買ってとか言う人がいました。本当に活用されるならいいんだけど、どれくらい信用していいんだろうね。今回は、「まだ両替してないからあげらんない」というワザを考案。というか、ホントにドルの現金が足りない気配。無事帰れるのだろうか?
モールで夕食も食べてきました。モンゴリアンBBQとかいうもの。自分で具を選んでもっていくと、大きな円形の鉄板で焼いてくれました。塩からいけど、なかなかおいしかった。以前住んでいたところでチャイニーズパセリと呼ばれていた、アジア料理の香菜が別の名前(覚えられなかった…sで始まるような気がしたけど)で呼ばれていたのが印象的でした。もちろんウォーターチェストナットもたっぷり♪
結構多くの店で日系二世くらいに見えるおばさんがチャキチャキと働いておられました。普段は店で働く日本人なんてほとんど見ないので、なーんとなく親近感が湧いてしまう。
● ホテルに帰る
ホテルは空港の近くにある。空港の方向に運転していけばいいので、どこでも看板を見ながら進めばいい。こりゃ楽だわい、とか思ってたら、空港に向けて高速を降りる口が二つもあって、結局迷ったよ。
部屋のCNNでは、あいかわらず中東関係の情報を放送してます。ナイン・イレブンという、コンビニみたいな名詞が頻繁に出てきた。他のチャンネルは野球ばかり。
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