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2011年01月30日(Sun) ずーっと惰眠。すまん家族よ [長年日記]

呼吸器系故障中

もう何年か(たぶん2006年の地震のあと仕事が忙しくなってから)、皮膚の調子が悪かったのに加えて、最近の不条理な(ここは笑うところ)仕事の増加に耐えられなくなったのか、久しぶりに(たぶん大学以来だ!)喘息の発作の治療に病院に行ってきました。読んでもおもしろくないけれど、あんまりきれいな話でもないけれど、何年かあとにまた必要になるかもしれないので記録しときます。しばらく必要ありませんように -人-

これまでの経験から、喘息というのは早朝に悪くなるようで、Twitterを眺めながら眠れずにごろごろしていると、痰のかたまりが出てきます。ごほんごほん。これ、音がおっきいし窒息しそうにも見えるんだよね。救急病院が開いたら行ってみることにしました。

病院に着いて問診票を(妻に)書いて(もらい)、体重をはかってもらったあとには、大学時代にはなかった新兵器で血中酸素飽和量の測定をしてもらいましたよ!これは指の先につけるセンタクバサミみたいな装置で、たぶん指を通ったLEDからの光で酸素濃度と脈拍を測れるすぐれものです。僕のこのときの酸素濃度は94%。山の上で65%とかいう数字を見慣れてる身には、「ふーん」という感じですが、地上で働いてる医療関係者の方々には大した数字のようで、「えっ、何が不調で来たのっ?」と訊かれます。「喘息」と答えてあちらも一安心。

その後、昔と同じく別の部屋で、たぶん気管支拡張剤の吸入。昔と同じ匂いの薬品のようですが、コンプレッサーは記憶にあるものより小さくなってました。次にステロイドの注射を腰に。これは初めて。さくっと一度で直しちまおうというアメリカ風の医療ですね。なんだか5日分の薬剤が注入されたようで刺されたあたりに翌日の朝になっても鈍痛があります。

処方箋をもらったのは、ProAir HFA (albuterol sulfate)というエアロゾルと、Prednisoneという錠剤でした。

エアロゾルは、最近だと映画「ソーシャル・ネットワーク」でNapsterの兄ちゃんが警察に踏み込まれた時に使ってたアレですね。気管支拡張剤かと思ってたのですが、Wikipediaを見ると筋肉を弛緩させる効果があるようです。効いてくると、心拍数が上がったり利尿作用が感じられるなどけっこう体に負担がかかるクスリなのですが、記憶にあるよりも負担が大きかったような気がします。日曜夜に一回使用。

Prednisoneは、日本語のWikipediaのページにはあまり情報がありませんが、免疫抑制剤のようです。なんだか怖い気もしますが、症状が治まるまでは、処方された通りに飲んでみることにします。

これを書いてるのは月曜日の朝。これまで寝すぎたせいか、夜はぜんぜーん眠れませんでしたよ。薬のおかげでか皮膚の痒みも弱まってる様子なんだけど。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>