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2009年12月27日(Sun) 休暇のちシゴト [長年日記]

サングラスがかなり良い

山行き。霧とVogと夕陽と青空。

水曜日に来たサングラスはOakleyのRadar Pitch。レンズはPersimmonのvented。オレンジ色のレンズを着けると最初は風景が古くなったコダックの写真みたいな色に見えていたけれど、1-2時間後にはちょっと古くなったコダックの写真くらいになった。度付きのメガネに慣れるのにもしばらくかかったのと同じように、色付きのサングラスに慣れるのにもしばらくかかるようだ。

そして今日は初めての山岳ドライブ。この色いいです。霧やVogの中でも今までより遠くまで見えるし夕陽に向かって走ってもそれほどまぶしくなく、影になっている道の端も一応確認できる。(普段は偏光フィルターが良いのだが夕陽に向かって走る時には偏光しないので意味がない。)

自転車で使うときのために顔にぴったり合うものを買ったのだけれど、ventedにしてあることもあり、顔から若干離してかけておくと車内でも曇ることも無かった。

夜間ドライブにはどうだろうな。

夜サングラスをかけて自動車を運転する

そういうわけで下りのインプレッション。すごく良いがいつもかけていられるわけではない。

月夜の下、無灯火で走る時にはサングラスをかけてもかけなくても道路の視認性に変化は無かった。自動車のインパネの灯火の一部が調光機能で暗くならないのを考慮すればサングラスをかけた方が運転しやすい。

ライトを点けてブラインドのカーブを曲がる時にはサングラスをかけていてはいけない。対向車のヘッドライトの散乱光が見えないので急に対向車が現われて驚いた。

霧の中を走る時はサングラスをかけていた方が良い。自分のライトの散乱光を見ずにすむので遠方の道路の視認性が上がる。

対向車が来ると知っている時はサングラスをかけていた方が良い。ハイビーム(気味のロービーム)で直接照らされてもあまり眩惑されずに済む。

対向車のライトは、ナトリウムランプよりも少し白っぽい黄色に見える。路肩の反射板の白と中央線の反射板の黄色を見分けるのは難しい。前の自動車のブレーキランプや信号の色は問題なく認識できる。

対向車のライトが直接見えている時には左右に1つずつゴーストが見えてしまうのが残念。明るさはずいぶん低減されてるような気はするけれど。

一色8ビットを越える画像フォーマットのポピュラーなものは無いのか

サングラスをして車を運転しながらコダックの色だなあとか考えていたら、リバーサルフィルムの終焉の時期にヨドバシカメラで安く買ってきたフジクロームで楽しんでいたのを思いだした。ネガフィルムと違って、もちろんデジタル写真ともぜんぜん違って、非常に寛容度の高い写真が撮れる(ので腕がいまいちでもなんとなくウツクシイ写真にしあがる。)

現代のデジタルカメラだってたぶん一色14ビットくらいのAD変換器は積んでるんだろうし撮像素子のSNなんてフィルムの比じゃ無いだろうし、いつまでも一色8ビットのjpegばっかり使ってることも無いんじゃないかなあと思い立った。HDとか言ってピクセル数ばっかり増えてるよね。ちょっと調べてみると、TIFFでは8ビットよりも大きい整数や浮動小数点数を扱えるPNGでは最大16ビットまでを扱える。FITSは64ビットの整数や浮動小数点数も扱えたよね?

ということは、デジタルカメラが、RAWだけじゃなくて、こういう一般的でビット数の大きい形式でファイルを作ってくれればいいんだろうか?jpegはFFTがからんでたりするので、上位互換でビット数の大きいフォーマットを作るのは大変そうな気もする。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>