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2009年12月13日(Sun) ホノルルマラソン本番 [長年日記]

今年もやってきてしまいました。あいかわらず練習不足かつ今回は寝不足なのですがどうなるでしょうか?練習不足とはいえ、Suunto t3cを導入してLSDを積んだのでこれまでよりは速く走れるかな、と思っているわけです。

うつらうつらしただけで時間が来たのでベッドを離れ、昨日ラーメン屋さんで売ってたおにぎりといただいたバナナを食べる。ABCとかのおにぎりよりずーっとおいしかったよ。ごちそうさま。日焼け止めを塗り走る短パンとTシャツを来て、水を飲みトイレに行く。足の指にワセリンを盛る(来年はタマの横にも塗ろう)。今年はFootPODとハートレートモニターの通信試験もしておいた。

スタート地点にはクヒオ通りから…ここは都会だ。酔っぱらった若者がたむろしてるよ。カラカウア通りを使った同僚はそういうのは少なかったそうで、来年はクヒオ通りは避けるべきだね。なんだか人が少ないねえ、景気が悪いせいかねえ、とか思いながら時間を待った。実際にはどうだったんだろう?今年も3時間前後の場所にあるトイレに行った。去年はスタート後の混雑にまきこまれたのでじりじりと前に進んでおいた。

スタート。体の進むまま4分30秒/kmとかで巡航する。ええ?このペースで進めたら3時間30分でゴールできちゃうよ…と思っていたらどうもFootPODの較正ミスのようだ。10km地点で11km進んだことになってるよ。

それでもいつもよりは風景が暗いかな、と思いつつ進む。ゴール後に、別にペースが速かったわけではないことが確定したのだけれど、ダイアモンドヘッドの横の登り坂で車椅子の人に会わなかったのは何故だろう。

今年はなんだか冷静にコースを進む。でも声を出すのは体力を温存する(あるいは心拍数を下げる)のに効果があるようなので、コース横で応援してくれてる人を探し出しては大声で挨拶する。うるさくてすまん。

カラニアナオレ通りに入ると前方に三日月がきれいなのだけれど筋肉が痛くなってきた。LSDのおかげで汗が増えて水不足になってるのかもしれない。最初は水を控え目にもらっていたけれど、ゲータレードをちゃんと飲むことにする。走りながら飲むと目に入っていたいんだよね。前方に、時々邪魔なTBSの取材車が見えてきた。前日、twitterで安田美沙子さんという人が走るという情報を得ていたのできっとその人だろう。ちょっとペースを上げておいついて「がんばれー」と言いつつ追い抜いた。取材スタッフの人は喜んでたよ。本人は知らん。

ハワイカイの周回コースに入るといよいよ筋肉痛が増してきた。ここの沿道の方々は果物を提供してくださるのでありがたい。今年はマンダリンオレンジやネーブルをいただいた。給水所ではちゃんと立ち止まってゲータレードを2杯ずついただいた。GUもインストラクション通り摂取した。

復路のカラニアナオレ通りで同僚たちとすれちがった。必死で走ってたので声をかけてもらわないと気づかなかった。赤い顔でてんぱってるように見えたとのこと。そのとおり :D

カハラに入るところで、沿道の人が「まだ3時間50分でゴールできるよ!」と声をかけてくれる。そうか、がんばろう。ダイアモンドヘッド横の登りがつらい。心拍数が170 BPMを越えないよう気をつかいながら走る。筋肉は痛いが痙攣には至らなかったのはこのおかげかもしれない。が、速度はどんどん落ちた。しかし最後まで胸に巻いている心拍計のセンサーが気にならなかったのには驚いた。すごいぞSuunto。

最高地点を越えて坂を下る。もう少し。最後のGUを食べ、カピオラニ公園の入口の給水所はパスして、ひたすら大声を出しながら走る。ゴール上の時計は3時間50分を越えていたような気がする。うわー。ゴールに飛び込んでざっとシャワーを浴び、ゲータレードを何杯かいただいてから指圧をしてくれる場所までとぼとぼ歩いた。

リンゴとクッキーをいただき、同僚がゴールしたのを確認してから、ワイキキの砂浜を裸足で歩きながら宿に向かった。これが気持ちいいんだよね。宿に入る前にサラダとジュースを買ったら短パンに入れておいたお札では足りなかった。次に並んでいた人が足りない分の小銭を払ってくださった。ありがとうございました。おいしくいただきました。

そういうわけで今年のマラソンは終わり。LSDがどれだけ効くかと思ったけれど結果的には去年より1分弱遅くなった。練習不足だね。

心拍計のデータの解析は後日。

そうそう、今回はゲータレードを飲む以外まったく足を止めずにすみました。えらい :) トイレに行かずに済んだのは金曜日にあまり食べすぎないようにしてたのが良いのか去年と同様土曜日に飲茶とラーメンにしたのが良いのか。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>