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2009年03月29日(Sun) 寝坊後Farmers' Market [長年日記]

今日もきょうとてFarmers' Market。寝坊しちゃたなあ(それも友だちの家に家族4人お邪魔しつつ)と心配したのだけれど、Farmers' Marketはまだやっていた。プログラマーの多い土地柄ゆえ、どこも朝が遅いのだそうで。

Deer Hollow Farm (mtnview.ca.us)

卵売り切れ Farmers' Marketの後は、友だちの車と二台でDeer Hollow Farmへ。 カーナビに言われるがまま進んでいくと、知らない人の家に着いてしまった。 友だちから携帯をかけてもらって、目的地の設定がちょっとだけ違っていたことが判明した。むずかしいなあ。

目的地の駐車場に待たせてしまった友だち夫婦と合流して、いざ歩いてFarmまで。 ていうか駐車場のわきがラジコン飛行機の飛行場ですよ!うらやましい。

40分ほどの道程を子どもたちは歩き切れるか心配だったのだけれど、 昨日買ったポップコーンを投入すると俄然元気が出てきました。

Farmには羊や山羊や鶏が居て、みんな喜んで見てました。 友だちはおいしい卵を買ってたよ。

カーナビに翻弄される

そういえば。Deer Hollow Farmに行った帰りもずいぶん迷った。高速道路が交差しているところで、別の高速に乗り換えなければならないのだけれど、出口と、次に乗る高速の行きたい方向と反対の方向とがだいたい同じ場所で、本線から分岐している。

カーナビの音声の指示は、「Exit to the right then keep left」とかいうもの。え?え?と思っているうちに、カーナビの思っているのとは別の分岐に入ってしまうようで「Recalculating」と言われる。普通の道に導かれて、高速に乗って、行きたい方向に行くように言われつつまた別の分岐「Recalculating」。

どうもこのカーナビ(Garminのnüviシリーズのたぶん比較的古いもの)とは相性が良くないようだ。今回の旅行で気になった点は、(1) シガレットライターからの給電が止まると5分ほどで予告もなく電源が切れてしまうこと。これはたぶんレンタカーのもの特有の症状(バッテリーがへたってきても交換してもらえない)だろう。(2) 上記のように複雑な分岐に対応できないこと。カーナビの画面にはもう少し詳しい情報(何号線のこちら行きへ)も表示されるのだけれど、分岐前には表示してもらえないことと、分岐中は周囲の車の動きも見なくちゃいけないのでカーナビの画面が見られないことから、あまり役に立たない。もう少し僕に知識があれば道路の標識も参考に進むことができるんだけどね。(3) あと0.2マイルで右折、とか言われるのだけれど、曲がる先が目の前の交差点なのかその次の交差点なのかとっさに判断できないこと。これはカーナビの画面が自車から俯瞰したものになってるのが問題なんだろうと思う。距離感がぜんぜんつかめない。(4) 曲がった先で行くべき車線がわからない。これも俯瞰図になってることの弊害かな。90度曲がる時には行く先の地図が表示範囲からはずれてしまう。また、次にどういう行動をするのか、俯瞰図だと遠くにしか見えない。個人的には俯瞰している風景より、地図そのもの(もちろん北が上)の方がずっと頭に入りやすい*1のだけれど、世の中の人はそうでもないのかな。

…なんてことを書こうとしていたら、yooseeさんが「Garmin カーナビ nuvi 760 と 360 が安くて使いやすくて素晴らしい」という記事を書いておられた。「音声案内もこのモデルならストリートの名前を喋ってくれる(Text-To-Speech)」とずいぶん良いんだろうなあ。これで、普通の地図と同じ表示(理想を言えば、次に曲がるべき交差点/分岐すべき出口の拡大地図が自動的に見える)ができれば僕でも迷子にはならなさそう。

そういえば、カリフォルニア州はカーナビをフロントウインドウに吸盤でくっつけることが法律で禁止されているようで、レンタカーについてきたカーナビも、砂袋の足の上にくっつけるタイプでした。これは、yooseeさんも書いておられるように、けっこう安定感があって良かった。

*1 以前、N810にナビゲーションをしてもらった時には、そうだった。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>