おまぬけ活動日誌

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2008年03月27日(Thu) 昼休みにGPS遊び [長年日記]

[n810] mapの更新

Application managerよりCheck for updatesでUpdateすると、「Software contains updates to packages installed from a different source (後略)」と言われる。

Show installed applicationsよりmap-2.2.6.377-1をUninstallし、Browse installable applicationsより、改めて2.2.6.377-1をInstallした。あれ。同じリリース番号ではないかい。

[run] 最短コース 28分54秒

小雨の中を走る。そろそろ呼吸器系リミットになってきた。ありがたい。

wwwブラウザの鍵マークをサーバ証明書に実在証明があるかどうかで変化させられないものか

失敗プロジェクトの余波(これまでは安心して使えた職場へのVPN接続が危険なものになった)で、家サーバにCAcert.orgのサーバ証明書をいただいて自分用のhttpsサイトを作ろうとしている。これまでは職場に残したメモと家から簡単に見られたのが、見られなくなってしまったので、職場からも家にメモを残せるようにしたい。

で、調べていると、せっかく作ってもらった証明書を安心して使えるようにCAcert.orgのルート証明書をwwwブラウザにデフォルトで入れておいて欲しい人とか、それでは(誰でも無料で取れてしまうような)危険なサーバ証明書を知らずに受け入れてしまうことになるから止めておくべきだと思う人が居ることがわかった。

僕はhttpsのサイトをふたとおりの使いかたで使っていると思う。ひとつは、パスワードを送る時。いろいろなオンラインのサービス(GMailとかsourceforgeとか)にログインする時に、パスワードが、自分がログインしたいサービスのサーバに送られていることと、通信を盗聴されないことを確認したい。ふたつめは、オンラインで買い物をする時。クレジットカード番号が送られるべきサーバに送られていること、盗聴されないことの他に、クレジットカード番号が送られるべき会社に送られていることを確認したい。で、クレジットカード番号が送られるべき会社に送られていることを確認するには、SSLサーバ証明書の実在証明を見るべきなんですよね?例えば、https://www.gogole.comの証明書には、Subjectとして、O=Google Inc、L=Mountain View、ST=California、C=USとある一方、https://sourceforge.jpの証明書には、O=sourceforge.jp、C=JPとだけあり、Lが無い。(そして、CAcert.orgから無料でいただいた証明書にはCNしか無い。)

そういうわけで、カレジットカード番号を預けるに値するかどうか、という観点からは、信頼できる認証局から発行されているかどうか、ということに加えて、実在証明があるかどうかが大切なんではないかと思います。

もし、実在証明があるかどうかをwwwブラウザのユーザーがすぐに見分けられるようになっていれば、CAcert.orgは少なくとも、クレジットカードを預けないサイトの証明書としては充分に信頼できるものになる(パスワードを送るかどうかはURLだけで決めるからね)と思うのですがいかがでしょう?wwwブラウザにデフォルトで入ってるルートCAだって実在証明のない証明証を発行してるんだし。世の中がそうなっていないということは、何か考え落としがあるってことなのかな。

…って実在証明をもう一段進めてEV SSL証明書にしよう、ってのが今の流れなのかな。

それはそうと、職場でサーバにしようとしてるマシンがmemtestを通らないのをなんとかしなくちゃな orz…メモリ1枚にしたら起動すらしませんでした :)

[n810] Nokia N-810にアプリケーションをインストールする

OSの更新の次はアプリケーション ンをインストールしました。

そうそう、忘れないうちに、/home/user/.profileを作って mv cp rm の各コマンドを-iオプションつきのものにaliasしておきます。

openssh-client+server

まずはssh。www.maemo.orgから Downloadsを辿って、sshを検索するとみつかります。 OpenSSH client serverのClick to install!をタップ。

開くか、保存してからFile manegerでダブルタップ(?)すると、 Application Managerが起動して、Add catalogダイアログから Maemo Extrasというカタログを追加するか訊かれる。OKすると何かダウ ンロードして、次にopenssh-1:4.7p1-2.maemo1のインストール。 「Notice If the software is not obtained from Nokia, Nokia is unable to guarantee that the software will not harm your device and installation will be at your own risk. Continue anway? 」と訊 かれるのでOKをタップする。インストール中にrootのパスワードを訊か れて無事終了。

osso-xtermからssh localhost -l rootするとちゃんと ログインできました。下記のエラーが表示されるので、 /etc/ssh/ssh_configの50-51行目をコメントアウト。

他のホストへのsshや、ssh-keygenもできます。

rsync

Googleから検索して、 Repositories for Nokia Internet TabletsからTesting Maemo Extrasというカタログにあるということがわかります。

WinSCPみたいなUIを期待してgrsyncも入れてみたのだけれど、これは期待はずれ でUninstall。

/home/user以下を他のLinuxマシンにrsyncするようなシェルスクリプ トを作って、osso-xtermから思いついた時に実行することにします。

openntpd

ntpd (ntp-1:4.2.4p0+dfsg-4) はadduserとsysv-rcを要求するのだけ れど、openntpdはすんなり入りそうだったのでこちらを。 Maemo Extrasにあるようで、Application managerで検索したらインスト ールできた。

ntpdは走ってるようだけどちゃんとシンクロナイズしてるのかな?

そうそう、このシステムでは/etc/localtimeは/usr/share/zoneinfo 以下のファイルへのsymlinkになってるようです。

日本語フォント

最近はM+フォントが気に入ってます。http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/から、mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1.tar.bz2をいただいてきて、 普通のLinuxマシンで下記の作業をしました。N-810にはbzip2が無いので 大変な感じ。

できあがったtarファイルをscpして、ssh -l root localhostすることでrootになって下記を実行しました。

この後Webを起動したら、日本語がちゃんと表示されました。UTF-8だ けではなくて他の文字コードもヘッダなどで指示されていれば表示でき るようです。文字コードの解釈を誤った時は、メニューからはUTF-8しか 選べないのだけれど。

デバイスをoff/onしたら上のメニューバー(?)もちゃんと日本語が表 示されました。

scim-anthy

Maemoの日本語の取り扱いについては、 Maemo CJK Support がとても役にたちます。ありがとうございます。

今回は、maemo-japanese-support-chinookについてくるパッケージのうち、 ttk-kochi-gothicを除いて下記のパッケージをインストールしました。 kasumi anthy libanthy0 scim-anthy scim-moduels-socket scim libscim8c2a scim-gtk2-immodule iconv-jp。

Embed Preedit Stringのチェックをはずすこれでデバイスを off/onするとscimのツールバーが表示されて、Shift+SpaceでAnthyを使 えようになりました。でーもー、これだけではWebの中に表示されてる テキストボックスに入力しようとしても確定するまで文字が表示されま せん。scimのツールバーから設定のアイコンをタップするか、Homeのメ ニューからSCIM Setupを開き、FrontEndのEmbed Preedit String into client windowのチェックをはずしてoff/onすると、入力中の文字が別の ウインドウに表示されるようになりました。

これで、WebやSkypeで日本語のやりとりができるようになりました。 指で入力するキーボードは選べなくなったけれど、けっこう快適。

Google
Skype
chat

Claws mail

標準のMailアプリケーションはISO-2022-JPを解釈してくれません。 Claws mailを入れて みたら、少なくとも日本語のメールを読めるようになりしました。書く 方も確かめなくちゃ。

PIM

The GPE Palmtop Environmentから、Graham's Nokia Internet Tablet softwareの gpe-calendar gpe-contacts gpe-todo gpe-timesheet gpesummaryを入れてみました。日本語は問題な く扱ってもらえるみたい。でも細かい動作がちょっと期待とちがいます。 そのうちhackできる時間ができるといいんだけど。

maemo-screen-grabber

N800 でスクリーンショット (Nokia N800の関する私的メモ) より、 Maemo screen grabber (Tuomas Kulve) のChinookのものをタップしてみま した。

Homeのメニューから起動すると5秒後に時刻のファイル名のpngファイルを ~/MyDocsの下に作ってくれます。かなり便利。得られたスクリーンショ ットをPCで見るとN-810のピクセルがいかに小さいかわかる。

さてさて、今日はこれくらいに。次回はosso-xtermで不等号などをタイ プできるようにします。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>