2007年08月31日(Fri) 雨は降ってないのに曇ってるのはめずらしい [長年日記]
● Picasaをプレゼンテーションに使う、失敗編
雑談にちかいようなプレゼンテーションを依頼された。写真を用意しておいて、いろいろな話題で観客と対話をしながら話してほしい、とのこと。
こういう場面では前後にしか移動できないパワーポイントのようなアプリケーションは使えない。ページ送り式以外のプレゼンの可能性のひとつとして、Picasaを試してみた。写真を話題に分けてフォルダに放りこんでおいて、それをPicasaで閲覧する。サムネイル画像をぐりぐりと繰っていって、観客の興味のありそうなフォルダあるいは写真があったら、そこからスライドショーをはじめる、というもの。フォルダの数は左のペインに入りきるので、ランダムアクセスに近い閲覧性を期待した。
実際には、以下の2つの問題があり失敗。(1) スライドショーに移行した直後にはスライドショーの中で写真が繰れず、話の流れがとぎれてしまった (2) スライドショーに移行した写真から前には戻ることができないため、話の流れがフォルダ内の写真の並びに制限されてしまった。このほか、スライドショーをはじめるボタンが小さく、スライドショーへの移行がスムーズにできなかった、また、スライドショーの中では動画が再生できなかったのも気になった。
まあ、Picasaにそこまで求めるのは酷だし、それでもExplorerでサムネイル表示をするよりはずっと良かった。もしまたこういうプレゼンをする機会があったら、もう少し他のソフトを探してみようかな。
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