2007年07月31日(Tue) 久しぶりの曇り [長年日記]
● 日本語と英語で逆論理
日本語と英語で論理が逆になるものの代表は、否定疑問文への答(Yes/Noに対して、いいえ/はい)があるけれど、もうひとつ、仕事を進める上で困ってしまうものをみつけた。それは、表や選択肢への真偽値の書き込みで、「X」を書いてしまうと、下記のように日英で論理が逆になってしまう。
True | False | |
---|---|---|
日本語 | ○(まる) | ×(ばつ) |
英語 | X(エックス) | (空白) |
だからといって、「○」では日本語を話さない人には直感的じゃないんだよね。とりあえず考えついた代替案は下記のような感じ。
True | False | |
---|---|---|
電源スイッチみたい | 1(いち) | 0(ぜろ) |
もっと英語 | OK | NG |
「電源スイッチみたい」記法は計算機や電気の知識のある人じゃないといまいち直感的じゃないように思うし、0(ぜろ)だけが並んでいたら○(まる)と区別がつかないので、やっぱり逆論理になってしまう。「もっと英語」は使える場面が限られる。
どうしたもんかなあ。
NG? does it stand for no good or something?
「Not good」でしょうか。いずれにせよ、どんな場合にでも使える表現じゃないですよね。
英語では"×"(ぺけ)じゃなくて"レ"(チェック)なんだと思ってました。違うのか……
ボックスに付けるのは"×"が一般的ですね。英語のMS Word書類でも選択すると、"×"が入ります。<br>類似例としては、いくつか選択肢がある場合、日本では適切なものを丸で囲みますが、こちらでは不適切なものに取消し線を書くとか。
手書きだと「レ」もありですよね。確定申告のPDFファイルも「×」じゃなくて「レ」になります。今回はもともとはWikiの表をどう書くか、というはなしだったので、フォントをいじる必要がある選択肢は除外しちゃいましたが。
海外のエンジニアと資料を共有する際に○×式で書かれた同僚や顧客の作った資料を直したことがあるなあ。<br>自分的には、OK/NGにする事が多いですが、場面によって使い分けてます。もう慣れちゃいました。
:)と:(。<br>UnicodeならWHITE SMILING FACEとWHITE FROWNING FACE。<br>あまりフォーマルなところで使えないのでいまいちですが。
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