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2007年05月21日(Mon) ラウラウ・ロミロミサーモン・ポイ(ちょっとすっぱいの) [長年日記]

Interactivity considered harmful (Radium Software)

人間に情報を伝えるためのソフトウェア (Information Software) では、 会話的な操作は害悪である、という主張。

Information software において,インタラクション(相互操作)とは情報空間を移動するための手段であると考えられる。でも,もしユーザーが自ら欲するものを正確に理解していたならば,わざわざ情報空間を移動して目的の情報へと近づけていくという過程を経る必要は無い。一気にその情報を引き出すための手段が与えられるべきではないかな。

なるほどねぇ。

ユーザーが欲するものをどうやってソフトウェアに伝えるのか、 という問題をうまいこと解く必要があるんだろうな。どうやるのだろう。

引用元の記事で紹介されているVictorという方の論文では、ソフトウェ アを、Information softwareの他に、「コンピューターの中に仮想的な オブジェクトが表現され,人はそのコンピューターを操作することによ ってオブジェクトを『創る』」ための「Manipulation software」、「複 数の人の心を跨いで考えを共有するために,コンピューターを使って考 えを『伝える』」ための「Communication software」に分類しているの だそうだ。

僕が日常的に使ってるのはInformation softwareやCommunication softwareだけど、プログラミングが楽しいな、と感じる時に使ってるエ ディタやツール類はManipulation softwareなんだろうな。

だとすると、メールを書くときにはエディタはCommunication software になるんだろうか…。というわけで、そのうち元の論文も読みたい。な。

…というわけでWindowsでごにょごにょと、あるソフトが動かない原因を探してます。cmd.exeのおかげでだいぶやりやすくなったけれど、cygwinのbashが使えることを思いだしてしまいました。もう少しわかってきたらどこかにご報告しようっと。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>