おまぬけ活動日誌

最近のツッコまれどころ

この日誌から Google してもらう


2007年01月15日(Mon) タッチ&ゴー [長年日記]

墜落のち微妙に復活。ずんこと公園に散歩に行ったり。

[tDiary] たぶんbot netからツッコミSPAM

同じワンタイムトークンで、ぜんぜん別のIPアドレス(72.177.137.192、24.155.217.56、204.116.110.158、65.28.186.218)からほぼ同時(最初から最後まで18秒間)でツッコミをいただきました。やれやれ。

それとは別にフィルターを抜けてしまったツッコミSPAMもあったので、こちらは非表示にしてフィルターで対応するようにしました。ご迷惑をおかけしました。

ツッコミやリンク元はREL="NOFOLLOW"で表示されるのでどう工夫したってページランクには影響しませんよ〜。

[memo] 浮動小数点演算について

ruby-listより。そのうち読む。

それはさておき、天文のうち観測データの解析では、マシンイプシロンが問題になる場面はほぼありません。そのかわりそれぞれの値の誤差の大きさは、値じたいの計算と一緒にずーっと追っていかないといけない。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
> okuji (2007年01月16日(Tue) 09:15)

そう言えば、天文学では桁が合ってれば十分だとみなす、という噂話を耳にしたことがあるんですけど、本当なんでしょうか。宇宙の年齢とかなら、それぐらいで大体いい気もするんですけど。

> zunda (2007年01月16日(Tue) 10:59)

日本でX線天文学を始めた先生の一人は、「1=10」(「1==10」は真である)と言ったとか :)<br>えーと。簡単に得られる精度は観測方法や対象によります。僕が主に扱う赤外線の生データだと、SN(信号雑音比)は10から100くらいになります。これを平均してなにかモノが言えるようにします。あらっぽく言えば桁で合ってればおっけー。可視光線のデータもう1桁か2桁良い精度のデータが得られることもあります。直接的には時刻や波長を測定する、恒星の位置や天体の視線方向の速度などはもっとよい桁数で測定できていると思います。 いずれにせよ、向上した測定精度によって、いままでは雑音に埋もれて見えなかった現象が見えてくる、ということになるので、結局はいつもギリギリのSNでモノを言うことになるのかな。<br>宇宙年齢はいくつか測定方法があって、それぞれの結果は何桁かの精度があるのに、異なる測定方法から得られた結果が矛盾している(結果が互いにエラーバーの範囲外)というのが(少なくとも2-3年前の)現状だったと思います。<br>いずれにせよ、統計的な誤差や系統的な誤差な誤差をちゃんと見積るのが大事です。なかなか難しいのですが。

> okuji (2007年01月16日(Tue) 21:27)

大変参考になりました。やっぱりフィールドワークは大変ですよね。実験室内で再現可能な研究と違って、満足できる測定環境を作るだけで一苦労ですもんね。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>