2006年12月18日(Mon) よく寝た。まだ眠い。 [長年日記]
● Palm Hotsyncの出す警告
PalmをUSB経由でHotsyncすると同時に充電もされてしまう。電池の寿命を縮めたくないので、Hotsyncは、充電中にPCが近くにある場合に限られる。月1度くらいの頻度になる。
そういうわけでたまにHotsyncすると、3回のうち2回くらいは、下記のような警告が表示される。
まあAddItのデータが壊れてもそれほど被害は無いのだろうけど、なんとなく気になる。
追記。Google先生はAddItを削除しようとした場合しか知らなかった。うーむ。まあPalmのWindows上のソフトはできが悪い気がするし放置しとくしかないか。
● 小蟻大発生。糖分が無くてもコップに寄ってくるみたいだ。困ったなあ。蜘蛛も居るし。
● FeliCaはDESなんだそうです
セキュリティホール memoより切込隊長BLOGにて、FeliCa(って携帯電話とか非接触カードなんだよね?)の暗号が破られた可能性が高いとのこと。
通信用語の基礎知識が正しければ、Felicaでは「認証時には3DES(三重DES)、データ通信時にはDESが利用される」のだそうです。結城さんによる「暗号技術入門」(ソフトバンクパブリッシング、2003年)によると、DESの鍵は実質56ビットで、1999年には「22時間15分で、DESの鍵が発見されてい」(p.56) るので、「過去の暗号文を複合化する目的以外でDESを用いるべきではありません」(p.57) とのことです。さらに「トリプルDESは…、安全性の面でもほころびが出つつあるよう」 (p.67) なのだそうです。2003年時点で。
改めて、よくわからない技術は使いたくないなあ、と思いました。そんなこと言ってたら社会生活が成り立たなくなってくんだろうけどさ…。
(追記) みんな仲良しのつもりによると、FeliCaの鍵はオンラインでアップデートできるとのこと。それなら、もし鍵が漏れていたとしても被害は大きくはならないのかな?
(追記) セキュリティホール MEMO の追記より、「ソニーは完全否定」、月刊FACTAの編集部は「記事の内容に自信を持っている」(ITmedia) とのこと。
● [grub] grub-installのconvert関数
というわけで grub-installの勉強はconvert関数から。
まずはconvert関数の動作を調べてみました。
このマシンのパーティションテーブルは、sfdisk --list
から抜粋すると、下記のような感じ。
ここで下記のようなdevice.map
を用意しました。
なお、/dev/sda*
は存在していません。
で、いろんなデバイスファイル(左列)についてconvert
関数の結果(右列)を見てみる。
僕がdevice.map
にでっちあげたエントリーや、空のパーティションには
ちゃんとエラーを返しているようです。
さて。convert
の中身を見てみると、
test -e
でデバイスファイルの存在を確認し、- Linuxの場合はデバイスファイル名(例えば
/dev/hda1
)を、ディスク名(hd
)とパーティション番号(1
)に分解し、 device.map
からディスク名に対応するgrubドライブ名を検索し、- パーティション番号がある場合には、grubパーティション番号に変換(Linuxの場合は1を引く)し、
- それらをくっつけて表示する
という作業をしていることがわかりました。
BluetoothとかWiFiでHotSyncすれば良いような気がしますが、いかがなもんでしょう >USBにつなぐと充電してしまう件
電波を使う方法は、ペアリングをどのくらい安全にやってもらえるか(僕が)わからないので試してないんですよねー。今のところデバイス側のデータが失なわれたことはないし、とりあえずは1ヶ月に1度バックアップできればいいや、と思ってるし(とか油断してると…)。<br><br>赤外線という手もあるか、と思ったらPC側に赤外線ポートがありませんでした :)
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