2005年10月10日(Mon) 国立科学博物館 [長年日記]
● 痛いはなし
痛そうなはなしをしようとすると誰にも聞いてもらえないので痛くない部分だけここに書いちゃおう。
先日思いもしないようなケガをした。傷は深くはないのだけれどちょっと複雑。これはどうやって直っていくのだろう、と思っていたら、思いもしない方法で直りはじめた。こんなに複雑な操作ができるだなんて想像していなかった。ケガを直す手順なんてケガのしかたによっても違うだろうし、あらかじめプログラムされてるわけじゃないと思うのだけれどどうなのだろう…。
ケガが直るときには基本的にはその場所その場所で化学反応(だいぶ複雑な)が起きて直っていくものだと思っていたのだけれど、考えてみたら体が育っていくときにだって、その場所が体のどの部分かわかっていないといけないんだよねぇ。たいしたものだ。
痛くない部分だけ書いたらなんだかわけのわからないはなしになっちゃったけれど。
● 続、痛いはなし
なんだか要らぬ心配をかけてしまったようなので、もう少し詳しく書きますね。
痛いはなしが嫌な方はここから先は読まないでくださいまし。
…というわけで、先週、自転車のライトをはずすときにどうしたはずみか親指の爪の生え際の皮膚をすりむいてしまったのでした。きっと疲れてたんだね。皮膚の下から現われたのは普通の爪。
このまま爪の面積が広い人生を過ごすのかと思っていたら、だんだんとその部分の爪がもりあがってきたのでした。お、爪から皮膚が作られるのかと思ったら、できたのはぶあつい爪でした。
あれ?と思っていたのですが爪が伸びてぶあつい部分が指先に移動するにつれて、元のように皮膚ができてきたのでした。本来の爪とぶあつくなった爪の間から皮膚が作られてきた感じ。
写真は10月5日前後のものです。右下の部分がすりむいたところでそこから指先にむかってぶあつい爪が、写真では白っぽく写っています。 この日誌を書いている14日にはほとんど元通りの皮膚ができています。ぶあつくなった爪は指の根本にむかってとびだしているので、時々ひっかけてしまってびっくりします。
● 痛いはなしばかり書いてしまったのだけれど、この日は雨の中大事な友人夫婦と僕の家族とで科学博物館に行ってかなり楽しい思いをしたのでした。ずんこは止まってる水族館とか系統広場とか零戦がお気に入りの様子。朝から晩まで疲れ知らずで走りまわっていました。ずんこのペースで回ったので全部見られなかったので友人夫婦には悪いことをしたのだけれど。
● 渋谷にもライブを聴きに。何年ぶりだろう。楽器は体の一部です、という感じの人たちの即興の演奏は良かったよ。また聴きに行きたいな。試しに頼んだピニャコラータはひどいものだったけれど。
そしてそのうちの一人は高校の友だちで直接会うのは10年振りなのだそうだ。不思議な感じ。メールのやりとりをしているとそんなに会っていない感じがしない。
なんだかわからないぶん、余計に痛そうですね……
大丈夫?<br>どういうけがなのかさっぱり見当がつきませんが、ものすごく痛そうです。
初ツッコミです、失礼します。<br>痛い思いには慣れているワタクシですが、読んでいて眉間にしわが寄っちゃいました。<br>爪付近の怪我は、本当に痛いですよね。<br>引っ掛けて後戻りしないように、お大事に。
ありゃー。具体的に書いても痛そうでしたか。すみませんです、tamoさん、オカメタロウさん、ゆきさん、その他の方々。<br><br>いや、ほんとに転んでかすり傷ができたほどの痛みしかなかったんですよ。とにかく直り方が面白いなーというだけの話だったはずなのです。ぶあつい爪の端はいろいろなところにひっかかってだいぶボロボロになってきましたが。<br><br>それにしても、眉間にしわ…。すみませーん。
自力更新力という自然に備わった治癒力にはいつも感心させられている一人ですので、興味深く読ませていただきました。
痛いの読みたがりなので、お気になさらず〜。好きで読んだんですから。
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