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2005年09月10日(Sat) 寝すぎー [長年日記]

EFF: 悪いのはいつも顧客です: オンラインミュージック用 DRM のためのユーザガイド

僕の身近にはiPodナントカを持っている人はたくさんいて、これはいいよ、と自慢している。どうしてそんなひも付き圧縮済みのデータを買ってきて喜んでいるのか僕には理解できなかった。だってそのPCやiPodが壊れたら自分が買ったはずの音楽*1を買いなおさなきゃいけないよね。さすが、金銭的に余裕のある人たちは違う。

…時々こんな話をしようとしても誰からも共感が得られないので、僕はなにか間違ってるのかな?と思っていたのだけれど、新山さんの翻訳された文書を読むとあながち僕が間違ってるわけでもなさそう。よかった。

YAMADS現更新履歴より。

*1 (追記)ここで言ってるのはオンライン音楽店から買った著作権管理機能つきの「ひも付き圧縮済み」の音楽データのことです。

新山さんといえば、traissというサイトをやっておられて以前は翻訳のお手伝いをさせてもらていたりしたのだけれど、あるときi-know.jpのアンテナで新着文書を検出できなくなったのでやめてしまった。何か理由があるんだろうな。そのうち時間ができたらご本人に聞いてみたいと思いいく星霜。時間はなくなるばかりでした。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]
> もっちー (2005年09月10日(Sat) 15:43)

iPodユーザーですがおんなじ理由でITMSから買う気が起きない…<br>でも日本だとレンタルCDを借りてきてリッピングしたほうが圧倒的に安上がり、というのもあるのかも。<br>蔦屋とかだと一週間100円セールとかもやってたりするし。

> ただただし (2005年09月10日(Sat) 17:36)

CDだって傷が付いたら買いなおさなきゃならないんですが……?

> zunda (2005年09月10日(Sat) 18:53)

レンタルCDからリッピングはいかんでしょー…とはいえ某団体が音楽用CD-Rからウワマエをはねてるってことはそれほど悪くないことなのかな > もっちー

> zunda (2005年09月10日(Sat) 18:57)

たしかに〜 > たださん<br><br>感覚的にDRMつきのデータに不安を持つのは、ハードディスクが壊れた経験は何度かあるのに対してCDが聴けなくなった経験はまだ無いからかもしれません。あと、たとえば10年後に、今のDRMを復号するソフトが簡単に入手できるかどうか、僕には怪しいような気がしちゃう。今のCDを再生するCDプレイヤーはまだありそうだけれど。<br><br>…とはいえ、実家には見られなくなったレーザーディスクがけっこうあるんだよな。

> もっちー (2005年09月10日(Sat) 20:42)

レンタルからのリッピングはグレイゾーンのようなのです。<br>http://dp37021551.lolipop.jp/modules/rental3/#01<br>すくなくともリッピングしてCD-Rに焼くのは問題なさそう。<br>私的録音録画補償金制度の対象になっていないiPodは…法律のエアポケットになっている?

> ToshiOkada (2005年09月10日(Sat) 21:46)

zundaさんの言うこと,オレは同調出来るなぁ。CDは取り扱いがまずくて "壊しちゃう" ことがあるかもしれないけど,PCや iPodのように "壊れちゃう" なんてリスクは限りなく低いはずだよね。<br>今のところ CDは "まだ" 半永久的に自分のマスター音源として入手しようという姿勢だろうし,しかし例えば iPodを音源を手元に保存するマスターとして位置づけできますかね?。オレは絶対に出来ないですよ,そこまで Appleを信頼する気にはとてもとても(笑)。再生環境としても音源を手元にマスターとして残す手段としてもショボすぎますよ。<br>もっとも,オレが CDを選ぶ最大の理由は,現在の自分の環境の中で,最高の質と自由度で再生できる手段だから,ということもあるんですけどね。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>