2004年07月16日(Fri) やっぱり安かろう悪かろうだろうか [長年日記]
● 次の段階のテクニカルサポートはその紙を使うな、と
最近通信機器部門が別の名前の会社になったところのインクジェットプリンター。名刺用紙の表面に印刷するときだけ、印刷する位置が上(フィード方向)に、いつも同じだけずれます。発色はけっこういいんだけどね。
辛抱強くメールを書き続けたら、Advancedナントカというところから電話がかかってくることになった。電話をもらってまず示された解決方法は、インクカートリッジの端子をふけ、と。えー。買ってきて何週間もたってないプリンタですぜ、だんな。と思ったのだけれど、イイコにしようと決めていたので、適当にふいて元に戻す。やっぱりだめ。次の解決方法。「インクジェットのテクノロジーではその紙は使えないんです。インクが乾かないから。別の紙を買って来い。」あー。そういうことですか。インクはちゃんと乾いてるんですけど。裏側のインクの乾かない面には、位置のずれはなく印刷できるんですえけど。もういいです。あとは自分でなんとかしよう。
で、10分ほどいじってわかったこと。
- 紙の位置は、紙が吸い込まれて方向が変わってから検出される−このプリンタは給紙も排紙も手前です。裏のふたをはずして印刷しようとすると、しばらく給紙をしようとし続けてからエラーを返す(裏のふたで紙の方向が変わるようになっているので紙は正常には給紙されない)ので、給紙側の階には紙センサーは無いことがわかります。
- インクカートリッジは紙の位置の検出をしない−ふたを開けて印刷させると、紙が定位置についてから、待避位置にあったインクカートリッジが出てきておもむろに印刷をはじめます。
やっぱりインクカートリッジの端子は関係ないじゃん。結局ひとつ上の段階のサポートに進んでも定型の解決方法しか示せないということなのだねぇ。
● [rc] キャンパー付きウイングレット
Adventures to Aeronautics and Astronautics(A-cubed)より、ウイングレットの機能を読み、キャンパー付きウイングレットを試してみた。材料は昼飯屋さんでフォー*1をテイクアウトしたときにもらった容器(口の直径が15cmくらいのスタイロフォーム)。そこから9cm四方くらいの断片を切り出し、凸面が主翼の内側(ボディ側)になるようにZagiの翼端に貼り付ける。主翼の面にもウイングレットにも曲率があるので、15度程度外に傾いて貼り付いた。
今までは、主翼に直角に平面のもう少し大きいウイングレットがついていたのだけれど、ヨー安定性は変わらず、しかし舵の効きはよくなったような気がするし、確かに空気抵抗が減ったような気がする。運転していて機体が軽くなったように感じるのです。
A-cubedを書かれた方は、あの理論が適切なのかどうか疑問に思い続けているとのことだけれど、理論はどうであれ、確かに平面のウイングレット(翼端版というべきなのかな?)に比べて推進力が増しているようには感じたのでした。
*1 タイかベトナムの汁麺。おいしい。
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