おまぬけ活動日誌

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2003年09月24日(Wed) 歯が4本 [長年日記]

下から見るとマヌケな感じ。僕がもらった日本直輸入と思われる風邪をうつしちゃったようだ。初はなみず。

[momonga] ヘッダの調子が悪い時はkernel-headersheadaersを疑うべし

オモコンマシンでだけproftpdの脆弱性修正版が作れない。

というようなヘッダをインクルードしていて、

というようなエラーを吐くのだ。 smpカーネルを使い始めたのが原因かとも思い、 再起動していろいろ試しているうちに、 ちょっとリリースの新しいsmpカーネルではビルドできるようになった。

IRCで指摘してもらったのは、カーネルのヘッダの問題ではないかと。 そういえばごにょごにょやってる時にkernel-headersも入れたしな。 sockaddr_inなんてわりとカーネルに近いところで定義されてるんだろうし、 確認もしないで、納得。

[astro] データベースの権威が望遠鏡に注目する理由

PLAINセンター関連業務日誌経由、梅田望夫・英語で読むITトレンドより、Microsoftのデータベース研究者が天文のデータに興味をもっているというはなし。SDSSのサイトがえらく凝った作りになってるのはマイクロソフトが絡んでるからなのか。

このデータベース研究者が天文データに興味を持っている理由は、彼のプレゼンテーションによると、

  • It has no commercial value
  • No privacy concerns
  • Can freely share results with others
  • Great for experimenting with algorithms

(梅田さんのサイトより)からなのだそうな。商業価値が無いことや、こういうサーベイ観測の場合には比較的均質なデータが揃っているからいろいろなアルゴリズムを試すことができる、という点は納得できるんだけど、果たして、プライバシーの心配はないか?結果は自由にわかちあうことはできるか?と思うと、そう簡単にもいい切れないのじゃないだろうか?

個人的には、観測の後、一定期間はデータは観測者にのみアクセスできるべきだし、それを過ぎたら公開されるべきだと思う。誰がどの領域を観測したか、なんてことも論文を出すまでは秘密にしとかなきゃいけない場合もある。マイクロソフトにデータが渡るのは、公開できるようになってからだったのだろうと思うけけれど、どうなんだろう?

ここではSDSSだけがとりあげられていたけれど、世界各国で、いろいろな観測データを横断的に検索してそこから天文学的成果を出そうという、データベース天文学は盛んになってきています。個々のサーベイのデータはずっと昔から公開されてるし、それらを統一的に扱うのが難しいのだ。そのうちまとめられるといいな。無理だろうな…。

(追記)アクセス権限について理由をちっとも書いてないじゃないか。まず、観測は(理想的には)観測者の独創性によって実行されるものなので、少なくとも彼/彼女が論文として発表するまでは、そのアイディアを他の人に取られないようにしたいと思うだろう。一方、データを取ったまま死蔵してしまう人もいるわけで(すみません…)、データの価値が無くなってしまう前に公開する必要もある。こうやって書いてみると特許に近いものがあるな。

[memo] ファイルを開いているプロセスを見つける方法

人徳ゼロ日記より。

Windows XPだとopenfiles、その他のWindowsではFileMon (fportはソケット、TCPViewも?)、UNIXだとlsof、fuser、fstat。必要になったら確認してみよう。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>