2003年07月13日(Sun) 夏である [長年日記]
● Oper für alle
オペラフェスティバルの一環として、ナショナルシアターの前の広場に大きなスクリーンを置いて中の演目を中継する催しがあります。外で見るのは無料で、たくさんの人がつめかける。
今年は、去年立ち見をしたファルスタッフでした。広場の構造からスクリーンは西を向いているのですが、夕日が直接当たっても画面が見えるのがすごい。残念ながら路上オーケストラほど音質がよくなく、娘はぜーんぜん興味を持たなかったのですが…。
● ドイツの人は運転が下手か?官僚がアホなのか?
そうそう。オペラを眺めた帰りにいつもはすいている高速道路が突然渋滞になりました。前方は他の高速との合流地点があるのですが、それにしても突然なのでもしかしたら事故かも?と思ってのろのろ進んでいく。合流地点を過ぎても渋滞は続き、反対方向の車線にパトカーの青いライトが*1。反対側でも事故かーと思っていると、こちら側にもパトカーが。
結局、反対方向の車線から車が一台、中央分離帯をつきやぶってこちらの車線に転がってきたようでした。乗用車の外装はぐしゃぐしゃで、窓やドアに中央分離帯の土が付いています。ドライバーらしき女性が警官と呆然としながら話していたので、怪我人は居なかった(か、既に救急車で運ばれていたっか)ようなのでした。
もし目の前に反対車線から自動車が飛んできたら、と思うとぞっとします。他に事故車らしき自動車が停まっていなかったのがよかった。
しかし。
週に2回くらいは何かの事故をみかけてます。交差点でぶつかってたり、路肩の林につっこんでたり。引っ越しの時にはわき道からのろのろと出てきたトラックにぶつかりそうになったんだった。こっちを確認してから出てくるな。どあほー。
「信号が消えてる時は青」とか、交差点のあちら側に信号が無くて信号待ちの時はほぼ90度横にある信号を見ていないといけない(ので発車するまで前は見られない)、とか、80km/h制限の道路の交差点に信号が無いとか、理解に苦しむ交通ルールの多いドイツだけど、事故の原因にならないように気をつけないと。そして、巻き添えを食いませんように…。
*1 ドイツのパトカーや救急車の警告灯は青です。
ドイツ車が頑丈なのって、ひょっとしたらこういう事実があるから?
事実というべきか偏見というべきか…。<br>事故のときに必要なのはVolvo的頑丈さ(大阪で高速のガードレールに刺さって無傷なのを見たことがある)だと思うんだけどどうだろう?事故車の壊れ方をみる限り日本車より頑丈な感じはしないよ。足まわりが頑丈なのはたぶんアウトバーンの影響(走行車線でも120km/hじゃ煽られる)だと思うけど。<br>ちなみに渋滞には弱いみたいで、時々ファンがまわりっぱなしになります。
まあ、Volvoは別格なんだろうけど、ある程度以上の衝撃だとどの車もあんまりかわらないのかもしれないねえ。
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