2002年10月15日(Tue) 雨が降ったら自転車に乗れないじゃないか [長年日記]
● ずんだ?
僕のこと?←違います。小料理屋船長ぢんまり記より。
● 天文学は役に立つのか
「役に立たないやん」と漠然と思ってたのだけれど、 森山和道さんの diaryを読んで、 天文学らしきものでご飯を食べさせてもらってる者のハシクレとして、 それじゃいかんな〜と思った次第。曰く、
研究者達はしばしば、人類の視野を広げ、 より世界を奥深いところで理解するために研究している、という。 研究(成果)は人類全体の知の財産だと。ところが実際には、 ほとんどの知識・知見は、研究者内部に止まり、 「人類全体の」知にはなっていないのである。もちろん、 全ての人が全てのことを知るのは不可能だ。だが、 理学系の研究がより社会的なコンセンサスを得るためには、 たとえ一端でもいいから社会全体に成果が行き渡り、 研究によって得られた「視野の拡大」が、ある程度共有されていなければならない。
なるほど。
できるだけ自分たちの興奮や喜び、 面白さみたいなものを周囲の人に伝える努力をしてもらいたいなと 僕は思うのであった。
がんばりませう→自分。しかし人に伝えるのって難しいんだよね。 銀河中心がX線で明るくないのはどうしてかいな とか書いても、妻に「難しゅうてわからん」と言われてしまったのだ。 精進精進。
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