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2011年12月08日(Thu) またまた雨の一週間 [長年日記]

[Linux] DHCPのマシンをクライアントとしてsynergyを使う

シゴトで主に使っているMomonga 7のLinuxのマシンの横に、ちょこんと、雑用用のWindows XPのノートPCがあります。 ノートPCは山に登ったりもするのでDHCP。 同僚がsynergyを使ってるのを見て、あんまり便利そうなので使ってみることにしました。 Linuxマシン(固定IPアドレス)をサーバ側、Windowsマシン(DHCPクライアント)をクライアント側にします。

最初は、synergyのサーバ側の設定ファイルにクライアントのIPアドレスかホスト名を書かなきゃいけないと思って、 InARPのことを勉強したARPパケットを作ろうとしたりしていたのですが、 何のことはない、synergyのサーバ側で設定したクライアントのScreen Nameとクライアント側で設定した自分のScreen Nameが合ってれば良いだけのハナシでした。(合っていない場合にはクライアントからの接続をサーバが拒否する 。)

というわけで作業手順。どちらにもsynergyをインストールしておきます。

サーバ側の設定。~/.synergy.confに必要事項を記入しました。 自分のScreen Nameはhostnameコマンドの結果にしておきます。 今回はこれが職場のDNSサーバに登録されているのでクライアント側からも名前解決できる。 クライアント側のScreen Nameは公知のものにするとスクリーンを乗っ取られる可能性があるので、 guro_chanの日記を参考に下記でランダムな文字列を生成して使うことにしました。

接続試験のために下記でsynergyサーバを起動しておきます。

これまで気づかなかったのですが、Momonga 8では特権以外のポート(1024より大きいポート)も ファイアウォールで遮断されているのですね。 知らずにクラアイント側から接続しようとして「failed to connecto to server: Timed Out」と言われてしまいました。

して、Other Portsから、synergyで使うポート24800/tcpをAddしてApplyする必要がありました。

次にクライアント側。WindowsでStart Menuからsynergyを起動して、 Use another computer's shared keyboard and mouseをチェック、 Options-AdvancedからScreen Nameを上記のヒミツの文字列にしました。 Testボタンを押せばサーバに接続してみてくれます。

うまく接続してもらえたら、マウスを動かしてみてカーソルがいったりきたりするのを楽しみます。 ひととおり楽しんだらStopボタンを押してとりあえず切断。

日常の運用としては、サーバ側では

で起動して、クライアント側からはStartボタンで接続するのが良さそうです。

特にCopy&pasteがずいぶん楽になった!ありがたいものです。

[Memo] bashスクリプトでファイル名展開できた時だけ処理をする

あるデータを解析している途中に、対象になるデータがあった時だけファイル (複数できることもある。glob(ファイル名展開)でできたあファイルの一覧が得られる) を作るという処理があり、 その後に、ファイルができていた時だけ処理を続ける必要がある。 この、「複数かもしれないファイルができていた時だけ」という条件分岐を実現するのにちょっと時間がかかってしまったので、 ここにメモをしておく。

bashの機能だけでなんとかなると思ってたのが間違いでした。


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>