おまぬけ活動日誌

最近のツッコまれどころ

この日誌から Google してもらう


2008年12月14日(Sun) ホノルルマラソン当日 [長年日記]

3時過ぎに目が覚めて、アイスクリーム、バナナ2本と、おにぎり1個を食べた。排便少し :) 外を見ると小雨が降っていたので持参したゴミ袋をかぶってスタート地点に歩いて行った。体が暖まって良い。雨が止んだ。途中もういちどトイレをお借りしてから3-4時間レベルのところへ行った。指示どおり栄養剤をスタート15分前に摂る。歩道もう一度トイレンに行き、待っていると走者のかたまりが少し前へ進んだ。いつの間にか花火が打ち上げられ、スタートが始まった。歩道から車道へ。

[run] ホノルルマラソン

スタート時刻5分ほどでスタートラインを越えて走り始める。久しぶりの武者震いが出た。オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!練習不足だけど今年はがんばろうという気になりました。練習する時間をくれた家族や同僚に感謝。

まずはダウンタウンに向かって進む。1マイルマーカーを発見。同僚には今年こそアロハタワーを見るように言われていたけれど見忘れた。中華街の中で向きを変えアラモアナセンターに向かっていく。最初の給水地点で少し水をもらい、進む。周囲のペースが遅く、苦労する。蛇行しながら少しずつ他の人を追い越していく。雨が降り始めて強くなってきた。何がなんだかわからないままとにかく人を追い越す。

スタート地点まで戻ると、スタート前に見つけていたマイルマーカーを見つけた。ここまでのマイルマーカーは気づかずに通りすぎたかな?その後左カーブに大きな水たまりと給水所。水をもらい、あいかわらず人混みをかきわけて進む。ワイキキに出ても人は多い。3回目の時はこの辺でもう空いてたのにな。10kmを過ぎて公園を通りダイアモンドヘッドの脇の坂を登る。道の端は雨で川になっている。あー、もう、前に出たいのにな。折り返してくる車椅子の人たちがまだ来ないようで、道の反対側を走らせてもらえたのが良かった。戻る時にまた混雑するんだけどね。雨でお腹が冷えて痛くなった。トイレに寄ろうかな、と思っていたのだけれど、次のチャンスが来るまでには痛みがおさまってました。

ダイアモンドヘッドの向こうの住宅地に入るころに、だんだん周囲の人のペースと合ってきた。雨も小振りになってきた。こうなると気持ち良いよね。今回はなんだかハイになっていて、沿道で応援してくれてる人たちに挨拶しまくってました。反対車線を走ってる人たちにも。考えてみたらホノルルマラソンは左側通行だね。

コンベンションセンターで買った栄養剤のGu (僕はかすかに水飴の味がする、plainが好き) は、今回は処方通りに45分ごとに摂りました。最初は5時45分、次は6時30分…。走りながらでもこれくらいは覚えてられるし、そろそろ糖分が足りなくなってきたかな、と感じるとだいたい摂るべき時刻になってる。おもしろい。スタート前のものも含めて6個持って結局5個消費しました。不調で走る時間が延びた場合も考えると良い数だっただろう。エイドステーションで提供してもらえるスポーツドリンクがゲータレードになったおかげで、選択の幅が広がったのもうれしい。アミノバリューにはアレルギーがあるんだよね。今回は湿度が高かったので、スポンジは1度も使いませんでした。

長〜い直線コースを走っていくとハーフの計時のあとに折り返しの湖に着きます。まだまだ調子は悪くない。2回目のマラソンは15マイルくらいでがっくり筋肉がなくなったのでまだまだ油断できないけれど、いつも寄っていたトイレにも寄らずに済んだのはうれいし限りでした。

帰りのハイウェイで反対向きの同僚が見つけてくれて手をたたく。ありがとー!左足の甲が痛くなってきたこともあり、筋肉もそろそろ動かなくなってきました。大きな声を出すと元気になるのがわかる。誰彼かまわず挨拶して応援してました。

腕時計は1マイルごとにスプリットを取ってたのですが、ふと見ると2分01秒?そんなに速いはずがない!何度かスプリットを取るうちに、ラップ表示になってたことに気づきました。瞬停といいあまり信頼性は高くないな。まあ安い腕時計なので文句は言うまい。結局のところ次回に必要な情報はちゃんと残しておいてくれたしね。

そういうわけで自分のペースが測定できなくなってきていた後半。練習不足でとにかく筋肉が疲れてきたところでダイアモンドヘッドへの登りにさしかかります。つらいよ…。と思っていたのだけれど、今回はこの足、粘るなあ。自分でびっくり。日頃の練習で急な坂を意識して登っていたのが効いてるのかもしれません。坂の練習は怪我さえしなきゃ効率がいいんだな。

そのままの勢いで坂を下り、コハラの高級住宅街へ。悲しことに膝の裏が痒い。水分も足りなくなってきたので、給水所で水かゲータレードをもらったらちゃんと止まって飲み、膝の裏をちょっと掻いて屈伸を1回して、それからまた走りはじめました。最初にもっと飲んでおいた方がいいのかな。不思議なことにいつも痒かった首はぜんぜーん痒くない。日焼けどめを塗ったのが効いてるのか他の効果か…。

練習不足のわりに粘るなあ、と自分に感心しながら進んでいくといつの間にかゴールの公園に。驚いたことにフィニッシュラインが見えてからほぼ無酸素のラストスパートもできたよ。

雨の後の気持ちの良い空気のなか、なかなか涙が止まりませんでした。何なんだろうねえ、これは。とにかく練習の時間をくれたみんな、ありがとう。

しかし公園の土はぐっちゃぐちゃ。指圧をしてもらって少しリンゴをかじったら、さっさと退散してワイキキの砂浜を歩いて宿に帰りましたとさ。宿にはジャグジーがあったので、足をマッサージしたりとなりの冷いプールで泳いだりしてから昼寝しました。

[run] 2008年のまとめ

というわけで、今回は、一度も歩かずに済んだのがうれしいです。思いのほか足が粘ってくれたし。たぶん坂道の練習が効いてるんだろうね。あと、応援してくれてる人たちにいちいち声を出して返事をしてたのも、栄養ドリンクが飲めるものになったのも良かったかもしれない。距離が短く感じたし、腕時計で測っていたペースも、最後の2マイルほどはトータルで一番速かった2006年を凌駕している。トイレに行かずに済んだのもラッキーだけれど、これは次回にどう生かしたものか…。

Guも処方通りに摂ること。

反省点はやっぱり練習不足。ちゃんと練習してればもっと速度を出して走れたはずです。あと、スタート地点ではもっと前の方に行かないと人を追い越すのに体力と精神力を使っちゃうね。焼き肉で牛肉アレルギーが出たのは後悔の極み。次回までに治りますように。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
> ToshiOkada (2008年12月18日(Thu) 13:56)

\( ^O^)/

> zunda (2008年12月18日(Thu) 19:00)

ありがとうございます :)


作り手とその取り巻きだけが楽しんでる間は本物じゃない。その中身が理解できない人々の生活を変えてこそ本物だ


zunda <zunda at freeshell.org>