ぎんあん日誌

gin-an diary

2001.11.22-
2001.11.26. makewahtisのオプション
Sorry, no english translation.

Kondara2.1Beta2のインストール。 12月7日、ここにあるのとほとんど同じ手順で、 Beta3をつつがなくインストールしました。 レポートは、こちらにあります。

インストール元はKondara 1.2、インストール先は、 Dell Latitude L400 (dell.co.jp の仕様) です。 メディアベイコネクタというのは、IDEバスが外に出てきているもののようです。 詳細なハードウェア情報 (Windowsのシステム情報) は、 こちら

ネットワークブートができるのだが、DHCPが必要なのでいいや。 FTPでループバックマウントから持って行ってもらうことを考える。 nfsではループバックマウントの公開はできなさそうなので。

インストール時に気づいたことは:

ほかの方々のインストールレポートが Kondara MNU/Linux 2.1 (Asumi)-FAQで紹介されています。 こんな片田舎までリンクしていだたいて感謝いたします。 ここはいかんやろ、というつっこみがあれば、 一番下のメールアドレスまでよろしくお願いします。

12月7日、ここにあるのとほとんど同じ手順で、 Beta3をつつがなくインストールしました。 レポートは、こちらにあります。

目次


準備

Kondara1.2のマシンでループバックマウントして、 anonymous FTPでインストールしました。 詳細は、Beta1のインストール準備をご覧ください。

インストール

  1. インストーラーの起動
    1. 付属のフロッピードライブをつないで上記のフロッピーから起動する。
    2. boot: [enter] で text mode で。
    3. driver disk? No
    4. Language: English
    5. Keyboard: us
    6. Media: FTP
      • IP: xxx.xxx.xxx.xxx net mask:255.255.255.0 gateway:xxx.xxx.xxx.xxx dns:xxx.xxx.xxx.xxx
      • site: インストール元ホスト dir:/pub
    7. 3Com 3c590/3c595 Vortex が検出される。 Windowsでは、3c920/3c905 compatibleと見えるが問題はなさそう。
  2. パッケージ選択など
    1. Customを選択
    2. fdisk…StarSuite (StarOffice) が思いのほかメモリを食うので、 swapを増やしました。 /homeのパーティションのシリンダ番号を変えないで、 後で、フォーマットしないようにすれば、 /homeはBeta1のときのまま、残っていてくれます。
         Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
      /dev/hda1   *         1       487   3911796    b  Win95 FAT32       C:
      /dev/hda2           488      2432  15623212+   f  Win95 Ext'd (LBA)
      /dev/hda5           488       879   3148708+   b  Win95 FAT32       D:
      /dev/hda6           880       928    393561   82  Linux swap
      /dev/hda7           929       929      8001   83  Linux             /boot
      /dev/hda8           930      1280   2819376   88  Linux ReiserFS    /
      /dev/hda9          1281      2432   9253408+  88  Linux ReiserFS    /home
      
    3. hda7,8をformat、hda9はformatしない check for abad blocksは無しで。
    4. LILO
      linear modeは無し、オプションもなし。 インストール先は、/dev/hda。 デフォルトブート先は、/dev/hda8 dosの方はラベルをwin98に。
    5. ホスト名を設定
    6. Firewall: Medium
    7. マウス Generic 2 Button (ps/2), emulate 3 buttons
    8. タイムゾーン
    9. ルートのパスワードと一般ユーザーの作成
    10. shadow/MD5を選択
    11. パッケージ選択 画面が崩れなくなった♪ Printing, X, Perl, Ruby, Mail-WWW-News, Networked WS, Authoring-Publishing, Japanese Support, Editors で select individual pacakges。 以下は、デフォルトからの追加+ 削除-
      Amusements/Graphics
        +sketch
      Applications/Communications
        +minicom
      Applications/Editors
        -beav -jed -jed-common -mgedit -ng -xjed
      Applications/Engineering
        +Ngraph +dia +gnuplot +octave
      Applications/Internet
        -cur -fetchmail* +galeon -lftp -lynx -metamail -mozilla-mail -mutt
        -nmh -openldap-clients +rsync -samba-client +sftp -sylpheed
        +tkppxp +wget -xmailbox +xppxp
      Applications/Multimedia
        +alsa-player +alsa-utils +gif2png +gifscale +giftrans +gimp*
        +multimedia +transfig +xcdroast +xmms +xmms-kjofol-skins
        +xmms-skins +xmove +xpaint
      Applications/Productivity
        +plan +xdkcal
      Applications/Publishing
        +tetex-doc
      Applications/System
        -Canna -FreeWnn* +mkhybrid +mkisofs -redhat-config-network
        -samba-common +screen +edict* +ispell/german +jcode.pl
        +namazu/tk/*db +nkf
      Development/Debuggers
        +gdb +ltrace +strace
      Development/Languages
        +gcc +gcc-c++ +gcc.2.95.3
      Development/Libraries
        +libstdc++-devel +libermcap-devel +libunicode-devel +libuser-devel
      Development/System
        +kernel-headers/source
      Development/Tools
        +ElectricFence +autoconf +automake +binutils +bison +byacc +ctags
        +cvs +flex +libtool +memprof +patch +rcs
      Documentation
        +JFHtml +JFtxt +Ngracph-doc +XFree86-doc +bash-doc +kernel-doc
        +Kondara-docs +man-pages
      System Environment/Base
        +attr +mph-etc -yp-tools 
      System Environment/Daemons
        -esound -inews +openssh-server +ppp +ppxp +printconf-gui -ypbind
        -webmin
      System Environment/Kernel
        +alsaconf +kernel-BOOT 
      System Environment/Libraries
        -Canna-library +libkmalloc
      System Environment/User Interfaec
        -AfterStep* -WindowMaker -asclock +bbppp +bbweather -enlightmnet
        +fvwm2
      User Interface/X
        -Eterm +XFree86-ISO*/KOI8-$*/*fonts +freefonts -kinput2 -kterm
        +truetype-fonts*
      
    12. パッケージ依存確認…必要なものは全部入ってもらおう。
  3. いろいろな設定
    1. Video Card: ATI Rage Mobility / X server : XFree86
    2. パッケージのインストール
    3. bootdisk作成
    4. Xの設定 以下が自動認識される。
      PCI Entry     : ATI|Rage Mobility P/M AGP 2x
      X Server      : None
      XFree4 driver : ati
      
      • Monitor: Generic Laptop Display Panel 1024x768を選択
      • Don't prove
      • Memory 4mb
      • No clock chip
      • Video 8/16/24 1024x768以下を選択
      テスト画面がちゃんと出ました。runlevel 5に。
    5. Service -autofs -nsflock -postfix +syslog -xfs -netfs
    6. リブート…オォ!絵が出ますな!
    7. migemodが最初はfailするのかな?
      Nov 20 18:37:01 XXX migemod: Tue Nov 20 18:37:01 2001 [808]: catch signal SIGCHLD
      Nov 20 18:37:01 XXX migemod: Tue Nov 20 18:37:01 2001 [808]: exited. (code = 1)
      Nov 20 18:37:01 XXX migemod: migemod startup failed
      
      2回目以降はうまくたちあがってる。なんでだ?

後しまつ

alsacontinueなどの、より「正しい」記述を、 Beta3のインストール日誌に書きました。 やっぱりちゃんとスクリプトやドキュメントを読むべきなのだね。

インストールログ
足りないパッケージの追加
キーマッピングの変更
usじゃなくて、CtrlとCaps lockの入れ替わったのが必要だったのだ。 /etc/sysconfig/keyboard で、 KEYTABLE="us" を "us_Ctrl_CAPS" に変更。
man -kやlocateを使えるようにする。

suして、

/usr/sbin/makewhatis
/etc/cron.daily/makewhatis.cron
/etc/cron.daily/slocate.cron
しておくと、man -kとかlocateがすぐ使えてシアワセ。

…/etc/cron.weekly/makwhatis.cron では、 上記と同じようにあらたにデータベースを作っていました。 そちらに合わせて、

/usr/sbin/makewhatis -w
としたほうがいいのかも。 -wオプションは、manのパスをman --pathからとってくるというもの。 (11月26日追記)

サウンド
L400の Crystal SoundFusion(tm) CS4281 WDM Audio はひとひねり必要です。
  1. /usr/sbin/alsaconfする。
    • 0x1d Soundcards_based_on_CS4610/CS4612/CS4614/CS4615/CS4280 を選択
    • Card identifier. CARD_0
    • Max. dac (playback) frame size in kB. (4-64)
    • Max. dac (record) frame size in kB. (4-64) 64
    • modify /etc/modules.conf? yes
  2. /etc/modules.confを変更
    • alias snd-card-0 snd-card-cs461xalias snd-card-0 snd-card-cs4281に。
    • options snd-card-cs461x snd_index=0 snd_id=CARD_0 snd_dac_frame_size=64 snd_adc_frame_size=64options snd-card-cs4281 snd_playback_bufsize=64 snd_capture_bufsize=64 に。
  3. chkconfig --add alsasoundしてリブート後に使えるように。
  4. /etc/init.d/alsasound restartして今使えるように。
  5. alsamixerして音量を調整。 Maeter/CD/PCMのミュートをはずして音量を半分くらいに。
  6. alsactl storeしてリブート後に設定が戻るように。
  7. /etc/sysconfig/apm-scripts/apmcontinueに以下を追加して、 スタンバイ後に使えるように。 (xmms等、サウンドデバイスを使うソフトをたちあげたままスタンバイすると、 restartが失敗します。そのときは、ソフトを一度止めてから手動でrestartする。)
    /etc/init.d/alsasound restart
    /usr/sbin/alsactl restore
    
FDとかCD-ROMをつけた状態でkudzuを止める。
chkconfig --del kudzu これで、FDとかCD-ROMを付けはずししても設定しなおさなくていいはず。
noblobber対策
/etc/X11/xinit/Xsessionの最初の方に、set +C を追加。これで、.bashrcset -Cしておいても、 wdmやsdrが設定を変えてくれる。
wdmの言語選択
/etc/X11/xinit/lang.d/ja_JP.eucJPを削除。 http://www.kondara.org/asumi.txt より。
consoleなどのowner
runlevel 5でフォルトのままだと、 コンソールやサウンド関係のデバイスファイルの ownerが最初にログインしたユーザーのままになってしまう。 rm -f /var/lock/console.lock/etc/X11/wdm/TakeConsoleに追加。

開発者のみなさまに感謝

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