もち日誌

mochi diary

2000.7.22-
2001.7.20. CD-Rを使えるようにする
Sorry, no english translation.

Kondaraのこまごまとした設定。 GNOMEはかっちょいいんだけど、 常用にはfvwm2の方がさくさく動いて好きなのです。

今後の課題。

• サウンド関連のエラーの解析。シャットダウン時に出る時と出ない時がある。
  Gnomeを使うと出る？
• モデムほし〜な〜。

apmdの停止 ・マウスの速度 ・常用ユーザーの追加 ・CD-Rを使えるようにする ・その他

• 要らないサービスの停止…と思ったけどapmdくらいでした。
  • 走ってるサービスの認識

    起動時にiキーを押しておくと、rc.d/のスクリプトを一つずつ実行してくれる。

    chkconfig - システムサービスの runlevel の情報をアップデートや検証する というコマンドがある。chkconfig は、init.dのコメント行に制御されるらしい。 runlevel 3:full multiuser mode,5:X11 で走るものは、

    /sbin/chkconfig --list | awk '/3:on/||/5:on/{printf("%s ",$1)}END{print("")}'

    で確認し、

    apmd

    最後の電源の切断には必要？

    gpm

    不要…と思ったが、midnightcommandar (mc) とかを使うのに要るのか。 取っておこう。(mcはrxvtで快適に動きました。)

    pcmcia

    これは要らんだろう。と思ったが、/etc/sysconfig/pcmcia で PCMCIA=noになってれば起動しないみたい。放置。

    kudzu

    何？ハードウェアの認識をしてくれるみたい。なかなかいいじゃん。 検出結果は、/etc/sysconfig/hwconf に。起動時にハードウェアが 変わってれば、configureする機会を与えてくれるとのこと。 30秒だけ動いていなくなるみたい。置いておく。

    ndtpd

    Network Dictionary Transfer Protocol server /etc/ndtpd.conf が無ければ起動しない。放置。

    というわけで、触りたいのは apmd のバッテリー等だけでした。

    ps aux | grep apmd

    すれば動いているのはわかる。

  • というわけで、apmd対策
    • このデーモンは何ができて何ができないのか。
      • man apmd…電池に関することしか書いてない。
      • /etc/sysconfig/apmd…スクリプトとか電池関係の設定とか
      • /etc/sysconfig/clock…?
    • では電源はだれが切っているのか？
      • runlevel 0 か 6 を見ればわかるかな？
        どちらでもすべてのサービスが off になっております。
      • ってことは、init？
        man initには特に書いてない。
      • shutdownかな？
        /etc/shutdown.conf にあるようだ。でもこのファイルが無い。
      • wdmのshutdownはどうだ？ /etc/X11/wdm/wdm-configに

        DisplayManager*wdmReboot:       /sbin/shutdown -r now
        DisplayManager*wdmHalt:         /sbin/shutdown -h now

    ということは、apmdではなく、たぶん、shutdownコマンドが最後の電源の 切断をしているということだ。実際にはkernelなんだろうけど。apmdは 止めちゃっていいみたい。

    1. apmdの停止

       % ps axw | grep apmd
         266 ?        S      0:00 /usr/sbin/apmd -p 10 -w 5 -W -s /etc/sysconfig/apm-scripts/suspend -r /etc/sysconfig/apm-scripts/resume
       
       % find /etc/rc.d -name '*apmd' -print
       /etc/rc.d/init.d/apmd
       /etc/rc.d/rc0.d/K84apmd
       /etc/rc.d/rc1.d/K84apmd
       /etc/rc.d/rc2.d/S16apmd
       /etc/rc.d/rc3.d/S16apmd
       /etc/rc.d/rc4.d/S16apmd
       /etc/rc.d/rc5.d/S16apmd
       /etc/rc.d/rc6.d/K84apmd
       
       # /sbin/chkconfig --del apmd
       
       % ps axw | grep apmd
         を。まだ動いてる。
       
       % find /etc/rc.d -name '*apmd' -print
       /etc/rc.d/init.d/apmd
         シンボリックリンクが無くなった。
       
       # kill `cat /var/run/apmd.pid`
       % ps axw | grep apmd
         いなくなりました。
       

    2. リブートして、一度電源を切ってみようか。 wdmより。

    リブートも電源の切断もうまくいきました。よしよし。 ミキサのエラーも出なくなっていた。どうしてだろうねぇ。

• マウスの速度
  もう少し速い方がいいな。
  • hogehoge.confがあるか？
    なさそう。linuxconfにも。/etc/X11/XF86Configをいぢるか。 /usr/sbin/mouseconfig 発見。だめ。 現在XF86Configにある以上のことは設定できん。
  • XF86Configを直接書きかえる。

    man XF86Configより、 Resolutionを設定するか、SampleRateを設定するか。 後者はLogitechマウスのみなので前者だろう。

    1. runlevel 3に移行
       Xの再起動を伴うので、runlevel 3 の方がやりやすい。 rootでxdmからコンソールに移り、telinit 3
    2. Resolutionの現在の値
       確認方法はみつからなかった。xsetでもだめ。
    3. Resolutionの変更
       diff -c XF86Config XF86Config.orgの一部

       *** 116,122 ****
         # Baudrate and SampleRate are only for some Logitech mice
         #    BaudRate 9600
         #    SampleRate       150
       -      Resolution       1000
       

    4. startx > x.log 2>&1
       

       (**) Mouse: type: PS/2, device: /dev/mouse, resolution: 1000
       (**) Mouse: buttons: 3, 3 button emulation (timeout: 50ms)
       

       と出るが、あまり速度は変わってないような気がするね。
    5. Resolution 1000は大きすぎる？
       300 に。効いたような気もする。
• 常用ユーザーの作成
  上記はシステムメンテナンス用の一般ユーザーでやっていた。 普通の仕事に使う自分用ユーザーを作ります。
  1. adduser/useradd
     xtermからsuして、linuxconfでUsers accounts-Normal-User accountsでできた。
  2. wdmから入ってみよう
     fvwm2/skkでwdmから入れました。 skkの練習は、xemacsからヘルプでキーワード検索、skkをいれるとできます。
  3. 環境設定
     • $HOME/.fvwm2rc
       いつものを見てくれた。
     • $HOME/.x11startと.xinitrc
       これでは見てくれない。 wdmから追っていこう。
     • /etc/X11/xinit/xinitrc より
       
       • $HOME/.xinit.d/にいろいろ入れる？これはXの起動時に更新される？
       • $HOME/.Xdefaults .Xresources .Xmodmap .Xkbmap …そういえばこいつらは見えてたか。
       • $HOME/.Xclients を実行してる。 これを書いて UserDefinedセッションとして 立ち上げるといいのかな？ 雛型はこれの後で立ち上がる /etc/X11/xinit/Xclients が使えるが、 結構複雑かも。
       • $PRE_EXECが定義されていれば、 ウインドウマネージャの前にそれが実行される。

         echo "Starting $SESSION_EXEC"
         if [ "$PRE_EXEC_IFNEXISTS" != "" -a ! -d "$PRE_EXEC_IFNEXISTS" ]; then
                 echo "Executing $PRE_EXEC"
                 $PRE_EXEC
         fi
         

         $PRE_EXEC_IfNExists…使い方が難しい。
       • source $user_hook

         $HOME/.xinit.d/hook を sourceするようになっている。 ここににコマンドを並べるだけでよかった。 どのウインドウマネージャを使うかは、$SESSION_TYPEに入っているようだ。

         if ["$SESSION_TYPE" = "fvwm2"] で、fvwm2を使ってる時だけ、 時計とか背景の色とか設定するようにしました。 chmod +x が吉。

     • $HOME/.Xresources
       変更後、xrdb。 xterm*で、xtermには効いているが、 Xterm*でもrxvtでもRxvtでもrxvtには効かない。どーして？ …rxvt:リソース名がいいみたい。
• CD-Rを焼けるようにする 2001.7.20追加
  IDE接続のHP CD-Writer+ 8000を、Linuxからも使えるようにする。 これがついてるからこの機種を選んだようなものだし。 Kouji さんのページと、 /usr/doc/HOWTO/CD-Writing-HOWTOを 参考にさせていただきました。
  1. CD-WriterがIDEのどこにあるか確認する。

     grep CD-Writer /var/log/messages

     /procを見るとかいろいろやりかたはありますが。
  2. CD-ROMから、 mkhybrid-1.8.1-1k4.i586.rpm cdrecord-1.8.1-1k4 cdrecord-devel-1.8.1-1k4 をインストール。
  3. 必要なカーネルモジュールを確認。
     • 最初

       # lsmod
       Module                  Size  Used by
       3c59x                  19280   1  (autoclean)
       nls_cp437               3920   2  (autoclean)
       vfat                    9408   1  (autoclean)
       fat                    30464   1  (autoclean) [vfat]
             

     • モジュールのロード

       # /sbin/modprobe ide-cd ignore=hdc
       # /sbin/modprobe ide-scsi
             

     • 確認

       # lsmod
       Module                  Size  Used by
       ide-scsi                7472   0 
       ide-cd                 23840   0 
       cdrom                  28128   0  [ide-cd]
       3c59x                  19280   1  (autoclean)
       nls_cp437               3920   2  (autoclean)
       vfat                    9408   1  (autoclean)
       fat                    30464   1  (autoclean) [vfat]
             

     • もういっちょ確認 cdrecord -scanbus

       Cdrecord 1.9 (i686-pc-linux-gnu) Copyright (C) 1995-2000 Jg Schilling
       Linux sg driver version: 2.1.38
       Using libscg version 'schily-0.1'
       scsibus0:
               0,0,0     0) 'HP      ' 'CD-Writer+ 8000 ' '2.5C' Removable CD-ROM
               0,1,0     1) *
               0,2,0     2) *
               0,3,0     3) *
               0,4,0     4) *
               0,5,0     5) *
               0,6,0     6) *
               0,7,0     7) *
             

  4. /dev/cdromの変更
     

     # cd /dev
     # ls -l /dev/cdrom
     lrwxrwxrwx    1 root     root            3 Jul  5  2000 /dev/cdrom -> hdc
     # rm /dev/cdrom
     # ln -s scd0 cdrom
     # ls -l /dev/cdrom
     lrwxrwxrwx    1 root     root            4 Feb  3 18:19 /dev/cdrom -> scd0
           

  5. さて、modprobeしないでもいいように。
     1. まず、上記で読み込まれたモジュールを消しておく。

        # rmmod sg
        # rmmod ide-scsi
        # rmmod ide-cd
        # rmmod isofs
        # rmmod sr_mod
        # rmmod cdrom
              

     2. /etc/modules.confに以下を追加。

        options ide-cd ignore=hdc
        alias scd0 sr_mod
        pre-install sg modprobe ide-scsi
        pre-install sr_mod modprobe ide-scsi
        pre-install ide-scsi modprobe ide-cd
              

     3. cdをマウントしてみる

        mount /mnt/cdrom/
        mount: このカーネルは /dev/cdrom をブロックデバイスとして認識しません
               (多分、`insmod ドライバ' しないといけないのでは？)
              

        ありー。
     4. 何が足りない？

        # lsmod
        Module                  Size  Used by
        sg                     15936   0  (autoclean) (unused)
        sr_mod                 17152   0  (autoclean) (unused)
        cdrom                  28128   0  (autoclean) [sr_mod]
        isofs                  18848   0  (autoclean) (unused)
        3c59x                  19280   1  (autoclean)
        serial                 18496   0  (autoclean)
        nls_cp437               3920   2  (autoclean)
        vfat                    9408   1  (autoclean)
        fat                    30464   1  (autoclean) [vfat]
              

        …ide-scsiが足りない。 modprobe ide-scsiしておけば、 CD-ROMのマウントはできるんだけどな。 この場合入るのは、 sr_mod cdrom isofs ide-scsi
     5. 順番にmod_probeしてみると…。
        • isofs → isofsだけ入る
        • cdrom → やっぱりこれだけ
        • sr_mod → sr_modとcdromが入る。 どーしてここで、ide-scsiを見てくれないん？ /lib/modules/2.2.16-1k7/modules.depに書かれてないから？ modprobe -c すると、 pre-installコマンドがちゃんと入ってるのが見えるのだが。
     6. modprobe -d -v sr_modしても、 pre-installの部分は実行してくれない。なぜ？ post-installもinstallも思い通りに実行されるのに…。
     7. …というわけで、結局、/etc/modules.confには、 以下を追加しました。

        options ide-cd ignore=hdc
        alias scd0 sr_mod
        post-install sg modprobe ide-scsi
        post-install sr_mod modprobe ide-scsi
        post-install ide-scsi modprobe ide-cd
              

        でも、これだと、autocleanをちゃんとしてくれないんだよね。 解決方法はいまだみつからず…。 liloへのオプションはいままでの通りです。 lilo.confのLinuxの部分は変わらず以下の通り。

        image=/boot/vmlinuz-2.2.16-1k7
        	label=linux
        	read-only
        	root=/dev/hda4
              

  6. 焼いてみる
     基本的には以下の手順でイメージづくり、確認、焼き付け、をしています。

     mkhybrid -T -R -x TRANS.TBL -V ボリュームラベル -o isoイメージファイル 元ディレクトリ
     mount -t iso9660 -o ro,loop=/dev/loop0 isoイメージファイル マウントポイント
     cdrecord -v speed=4 dev=0,0,0 isoイメージファイル
           

     CD-ROMのボリュームラベルって、Linuxだとどうやって見えるんでしょうね？ →volnameコマンドでした。 (2002.1.15.)
• いろいろメモ
  その他のメモです。
  • キーボード配列の変更
    linuxconfで変更後、 /etc/rc.d/init.d/の何か(モデムが無いので不明)をrestartし、 wdmからexitLoginしてXをkillして再起動してもらう。