WindowsにLaTeXを入れてみる
Using LaTeX on Windows
Last updated: 01/07/17 PDFに足りないフォントを追加
WindowsでTeXのソースをいぢる必要ができたため、インストールしてみました。
LaTeX2htmlも入れちゃおうか…いやいやそれは、はまりそうだ。
TeXとghostscript
Windows
95/98/Me/NT/2000 における TeX システムのインストール
を参考に、
角藤さん
による、Web2C 7.3.3等のインストールをしてみました。
- 必要なファイルのダウンロード
- Web2C 7.3.3 (Win32)
会津大学
より、以下をいただいてくる。
Ring
serverにもあります。
- インストーラ
- 上記参考ページの、「最小インストール」にあるもの。
- web2c-7.3.3-w32.tar.gz
- web2c-7.3.3-lib.tar.gz
- latex.tar.gz
- ptex-2.1.11-w32.tar.gz
- ptex-2.1.11-lib.tar.gz
- platex.tar.gz
- mftools.tar.gz
- dlltex.tar.gz
- 上記参考ページの、「標準インストール」にあるもの。
- dvipsk-w32.tar.gz
- ltxpkgs.tar.gz
- manual.tar.gz
- mendexk-w32.tar.gz
- oldformat.tar.gz
- oldinputs.tar.gz
- pdftex-dll.tar.gz
- pdftex-lib.tar.gz
- pdftex-w32.tar.gz
- timesnew.tar.gz
- txpx-pazofonts.tar.gz
- vf-a2bk.tar.gz
- AFPL Ghostscript 7.00 および GSview 4.0
Ring serverへのリンクが貼ってありますが、
お近くのミラーから取ってこられます。
gsv40w32.exeはArchieより。
ここまでのダウンロードで、ファイルの総容量は37.4MBありました。
家からじゃ無理だわ。
- TeXの展開
ダウンロードしたファイルは、
E:\My Documents\siroan\Packages\LaTeX2e
に置いてあります。いちおうウイルススキャンをしてから…
c:\usr\local
ディレクトリを作り、
ここに、texinst733.zipを展開。
- コマンドプロンプトより、
c:
cd \usr\local
texinst733 E:\MyDocu~1\siroan\packages\latex2e
をー。いろいろ展開されていきますよ。
\usr\local\binとか見なれたパスができてうれしいっす。
- 環境変数の設定
set PATH=%PATH%;C:\usr\local\bin
set TEXMFMAIN=C:/usr/local/share/texmf
set TEXMFCNF=C:/usr/local/share/texmf/web2c
をC:\autoexec.batに追加。
- AFPL Ghostscript 7.00 および GSview 4.0 のインストール
- 以前入っていたGhostscript 5.5/GSview 2.7をアンインストール。
- gs700w32.exeを実行し、AFPL Ghostscript 7.00をインストール。
インストール先は、C:\gsでいいか。
- gsv40w32.exeを実行し、GSView 4.0をインストール。
わぁ。今度のインストール先は、C:\Ghostgum
- Ghostscriptの日本語化
C:\gsに、gs700-j-wapi.zipを展開。
- 環境変数の設定
set GS_LIB=c:\gs\gs7.00\lib;c:\gs\gs7.00\kanji;c:\gs\fonts
path=%path%;c:\gs\gs7.00\bin
をC:\autoexec.batに追加。
- 再起動
- 動作確認
以下をコマンドプロンプトから実行。
cd c:\usr\local\share\texmf\doc\ptex
c:
platex ptexskip
platex ptexdoc
ghostscriptも。
gswin32 c:\gs\gs7.00\examples\tiger.ps
gswin32 c:\gs\gs7.00\kanji\article9.ps
Gsviewからもかなりきれいに見えますよ。
dviout
Windows95/98/Me/NT/2000
における dviout のインストール
を参考にさせていただいています。
画像は、すべてポストスクリプトに変換してから文書にとりこむことにします。
なので、Susie plug-inは無し。
- フォントのインストールと設定
- BaKoMaのTrueTypeフォント
bakoma.lzh
をいただいてきて、展開、コントロールパネルからすべてインストール。
うわ。いっぱいだ。
- PKフォント
Windowsからプリンタに直接出すことは少ない、
出すならいろいろなプリンタに出す、
ということで、解像度は一般的な300DPIと思ってしまおう。
以下をコマンドプロンプトから実行。
mktexpk cmr10 300 300 300/300
mktexpk cmr10 360 300 360/300
mktexpk lcircle10 300 300 300/300
mktexpk lcircle10 360 300 360/300
mktexpk msam10 300 300 300/300
mktexpk msam10 360 300 360/300
- dvioutのインストール
- ソース
ここ
から、tex???w.lzhをいただく。
- c:\dvioutに展開
- フォントのパスの設定
- c:\dviout\dviout.exeを実行
- Install fundamental parameters?に「はい」と答え、
- Resolution: 300、Paper A4/Portrait
- フォントのパスを、「Guess」ボタンを押し、設定
TEXROOT:^T\fonts
TEXPK:^r\pk\cx\\^s.^dpk;^r\tfm\ptex\^s.tfm;^r\pk\modeless\\^s.^dpk;^r\vf\\^s.vf
になった。
- レジストリに登録
- gen:を押して、mktexpk.exeを探してもらう
`C:\USR\LOCAL\BIN\mktexpk.exe --dpi ^d --bdpi ^D --mag ^M ^s
- gex:を押して、ghostscriptを探してもらう
C:\GS\GS7.00\BIN\gswin32c.exe
- 動作確認
さっき試しにコンパイルした、
c:\usr\local\share\texmf\doc\ptex\ptexdoc.dvi
とか、
ちゃんときれいに見えます。すばらしい。
DistillerでのPDFの作成
以下のように作ったポストスクリプトをDistillerに通してやると、
PDFがアウトラインフォントになってくれる。
貼りこんだepsのフォントがサポートされてないと失敗するけど。
(下記で解消)
dvipsk -P pdf -D 8000 hoge.dvi
dvipskのフォントの追加
…やっぱりまともなPDFが必要でありました。
Acrobat Reader 5のディレクトリ
C:\Program Files\Adobe\Acrobat 5.0\Resource\Font\PFM
の内容を、
C:\usr\local\share\texmf\fonts\type1\adobe\acroread
という
ディレクトリを作ってコピーしてやったら、
いきなり、うまくいっちまいました。
さて。これらのPDFに入ったフォントは再配布していいのだろうか?
よくわからない。
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