Xででかいカーソルを使う

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magicpointでプレゼンテーションをしとうと考えていたのですが、ふと。 Xのカーソルはプレゼンテーションには小さすぎるなぁ、と思いたち、 X11-big-cursor MINIHOWTOと、 かずひこさん の多大なご助力で実現しました。

以下の例ではカーソルは、むちゃくちゃでかいですが、 もう少しおとなしめのを作れば、プレゼンもラクク。うひひ。


X11-big-cursor MINIHOWTOではギザギザなカーソルができてしまうのですが、 かずひこさん アイディアで、 アウトラインフォントを変換することで、 でかくても滑らかなカーソルを実現。

フォントの準備

設定ファイル

Xサーバーに、今作ったカーソルを使うようにしてもらう必要があります。 マススカーソルを使う前に、以下を実行するべし。

xset +fp $HOME/.xcursor/big
xsetroot -cursor_name X_cursor
Kondaraの場合は、~/.xinit.d/hook の最初にこれを書いておけばいいようです。

で、使ってみる

んで、Xサーバーを再起動します。 runlevel 3なら、一度Xを抜けて、startxすればいいし、 runlevel 5なら、なら、きっと、 一度ログアウトしてログインしなおせばいいのでしょう。

おまけ:画面のキャプチャー

と、喜びいさんで画面のキャプチャーをしようとしたのですが、

マウスポインタを一緒に撮るにはどうするのか、という質問があります。 結論から言えば、Xの標準の機能では無理というのが答えです

X11の スクリーンショット(画面ダンプ)の撮り方 とつれないお答え。

VNCを使う

ここで再び かずひこさん アイディア。 VNCで、 カーソル付きの画面キャプチャができました。 (フォントがきちゃないのは、VNCの設定が素のままのためと思われます。)

ダウンロードして、vncserverを実行すると、 VNC内のXサーバーが起動するのですが (よくわかってない)、 その時に、~/.vnc/xstartupというファイルを実行します。 そこで、~/.xinit.d/hookの内容を、 このファイルに移植して適当に変数することで、 startxするのと同じように、vncserver できます。 (ぢつは、vncはKondaraのRPMになってます。そちらをお使いください。)

今回の画面は、画面の広さの関係上、 Windowsの走っているマシンからキャプチャしましたが、 自分自身にvncviewerで繋ぐことも可能。

残念ながらgaleonの日本語メニューは文字化けしてしまいましたが、 このソフトもいろいろ使い手がありそうです。わくわく。

…と思っていたのですが、フォントの問題は、 ~/.vnc/xstartupに、 XF86Config-4にあるフォントのパスを xset fp+で足してやることで解決しました。

ソフトを書く

VNCを設定するのと同じくらいの時間で、 ソフトを書いちゃう方もいらっしゃったり、 フレームバッファを使う方もいらっしゃったり。 人生なにごとも修行であるなぁ。


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zunda at freeshell.org