magicpointでプレゼンテーションをしとうと考えていたのですが、ふと。 Xのカーソルはプレゼンテーションには小さすぎるなぁ、と思いたち、 X11-big-cursor MINIHOWTOと、 かずひこさん の多大なご助力で実現しました。
以下の例ではカーソルは、むちゃくちゃでかいですが、 もう少しおとなしめのを作れば、プレゼンもラクク。うひひ。
X11-big-cursor MINIHOWTOではギザギザなカーソルができてしまうのですが、 かずひこさん アイディアで、 アウトラインフォントを変換することで、 でかくても滑らかなカーソルを実現。
xmbdfed
を起動する。
-*-cursor-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
と入力する。
-0-0-0-0-
となっている方を選択する。
0
を適当な数字に変更する。bigcursor.bdf
にしておきます。
fonts.dir
を作成する。
bdftopcf ~/bigcursor.bdf >| ~/.xcursor/big/cursor.pcf mkfontdir ~/.xcursor/big
fonts.dir
のエントリを下記のように変更する。
1 cursor.pcf cursor
Xサーバーに、今作ったカーソルを使うようにしてもらう必要があります。 マススカーソルを使う前に、以下を実行するべし。
xset +fp $HOME/.xcursor/big xsetroot -cursor_name X_cursorKondaraの場合は、
~/.xinit.d/hook
の最初にこれを書いておけばいいようです。
んで、Xサーバーを再起動します。
runlevel 3なら、一度Xを抜けて、startx
すればいいし、
runlevel 5なら、なら、きっと、
一度ログアウトしてログインしなおせばいいのでしょう。
と、喜びいさんで画面のキャプチャーをしようとしたのですが、
マウスポインタを一緒に撮るにはどうするのか、という質問があります。 結論から言えば、Xの標準の機能では無理というのが答えです
X11の スクリーンショット(画面ダンプ)の撮り方 とつれないお答え。
ここで再び かずひこさん アイディア。 VNCで、 カーソル付きの画面キャプチャができました。 (フォントがきちゃないのは、VNCの設定が素のままのためと思われます。)
ダウンロードして、vncserver
を実行すると、
VNC内のXサーバーが起動するのですが (よくわかってない)、
その時に、~/.vnc/xstartup
というファイルを実行します。
そこで、~/.xinit.d/hook
の内容を、
このファイルに移植して適当に変数することで、
startx
するのと同じように、vncserver
できます。
(ぢつは、vncはKondaraのRPMになってます。そちらをお使いください。)
今回の画面は、画面の広さの関係上、
Windowsの走っているマシンからキャプチャしましたが、
自分自身にvncviewer
で繋ぐことも可能。
残念ながらgaleonの日本語メニューは文字化けしてしまいましたが、 このソフトもいろいろ使い手がありそうです。わくわく。
…と思っていたのですが、フォントの問題は、
~/.vnc/xstartup
に、
XF86Config-4にあるフォントのパスを
xset fp+
で足してやることで解決しました。
VNCを設定するのと同じくらいの時間で、 ソフトを書いちゃう方もいらっしゃったり、 フレームバッファを使う方もいらっしゃったり。 人生なにごとも修行であるなぁ。